2019沖縄高校生特派員新聞
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沖縄を見つめてぶい染みた魂まのメッセージ私たち高校生沖縄特派員は8月1日から3日まで沖縄に行った。さまざまな人から沖縄の現状、戦争時の状況を詳しく聞いた。1日目、佐喜眞美術館に行き「沖縄戦の図」を見て、沖縄での戦争がどれほど残酷なものであったかを実感した。屋上から米軍普天間飛行場を実際に初めて見渡し、その大きさに圧倒された。2日目、糸数アブチラガマに入り自然の光の尊さに気付かされた。暗闇の中で水も飲めず、まともに死にたくても死ねなかった負傷兵たちの恐怖がすごく怖かった。そして沖縄県庁で普天間飛行場の辺野古移設問題などについて説明を受けた。今起きている複雑に絡み合った問題が、沖縄の人々の生活にどれほど影響しているかを知ることができた。3日目、ひめゆり平和祈念資料館でひめゆり学徒だった島袋淑子前館長のお話を伺い、私たち若者へのメッセージに涙した。実際に戦場となった場所にも行き、死を覚悟した兵士の気持ちに触れることもできた。私たちはこの3日間、沖縄の悲しい過去や危険と隣り合わせの現在、そしてこれからどうなってゆくのか不安な未来に触れた。私たちにできることは今回学んだことを一人でも多くの人に伝えること。だから私たちは感じたことをそのまま記事にします。1      【宮㟢優菜】8月1日1日目 8月2日2日目 8月3日3日目 ・佐喜眞美術館 ・道の駅かでな・糸数アブチラガマ ・沖縄県庁・国際通り散策・ひめゆり平和祈念資料館・島袋淑子さんインタビュー・嘉数高台公園 ・瀬長島の浜辺沖縄現地取材スケジュール高校生特派員高校生特派員が行く!が行く!

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