CSRレポート2018詳細版
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4.優先課題とSDGs目標(1)優先課題1「エシカル消費を広げます」 ①SDGs目標12.「持続可能な生産消費形態を確保する」に該当します。  SDGs目標1.「 あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」とも関係します。 ②エシカル消費とは「人や社会・環境に配慮したお買物(消費行動)」です。   エシカル消費を広げる取り組みは、消費者市民社会の形成に向けたものとして位置付けられています。(消費者庁倫5.いずみ市民生協グループのSDGsの取り組みの報告とコミュニケーション ソーシャルブランディング*として、広報戦略の中で、具体化します。 *ソーシャルブランディングとは、「選ばれるための強み」  「同じ価値(品質・価格)の商品なら、   地域社会づくりや持続可能な社会づくりに頑張っているコープを利用しよう」理的消費調査研究会より)   2012年に成立した消費者教育推進法では、「消費を個人の欲求を満たすものとだけ考えるのではなく、社会情勢や地球環境、将来の暮らしにまで思いを馳せて、持続可能な社会の発展に積極的に参加する消費者市民社会の実現」を提起しています。(資料6参照) ③エシカル消費についての考え方とエシカル消費の広げ方を「商品政策」に定めます。  〈商品政策改定の骨子〉  1)「エシカルな商品」を定義します。  2)「どの商品がエシカルか」わかるようにします。  3)「エシカルな商品」の利用が広がるようにお知らせします。  4)取引先に求める「社会的責任(CSR)に関する要求事項」を明記します。  5) 食品の廃棄削減の柱を、各事業(所)のロス・在庫管理と食品リサイクル、子ども食堂やフードバンク等への寄 ④商品政策と環境政策に基づいて、1)エシカルな商品の普及目標と2)食品の廃棄とロスに関する目標を設定します。(2)優先課題2「再生可能エネルギーの比率を高めて、CO₂を大幅削減します」 ① SDGs目標7.「持続可能な近代的エネルギーへのアクセス」SDGs目標13.「気候変動およびその影響を軽減するため ②CO2削減目標は、日本生協連の目標に準じます。  2013年を基準として、「2030年に40%削減」「2050年に90%削減」とします。 ③削減のための主な手段とその目標を設定します。  1)事業で使用する電気の再生可能エネルギー比率を2030年には100%まで高めます。  2)省エネ対策    LEDや最新技術による省エネ機器の導入    次世代車両の導入   2030年には100%まで高めます。 ④コープでんきに「再エネ利用プラン(仮称)」の導入を検討します。(3)優先課題3「平和を求める声を広げます」 ①SDGs目標16.「平和と公平をすべての人に」に該当します。 ② 「核なき世界」の実現のために、世界の人々と手を携えて、核兵器を廃絶し、平和な社会をめざすとりくみをすすめ ③次の世代に被ばく・戦争体験を継承し、日本国憲法の基本原則である平和主義のもと世界平和に積極的に貢献します。  *この課題は、数値目標は設定しません。付とします。の緊急対策」に該当します。ます。

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