CSRレポート2019詳細版
10/42

評価○②「環境政策」を策定し、原発に頼らない電気、再生可能エネルギーを中心とした電気の普及にとりくみ、CO2排出総量の削減をすすめている。②「食品リサイクル・ループ」を構築し、店舗や物流センターを中心に排出される生ごみを、たい肥に変えるリサイクルを行っている。③店舗でレジ袋を辞退され方には2円引きをする制度とし、マイバッグの持参を呼びかけている。 「商品政策」を一部改定し、環境配慮を含んだ「エシカル消費」を広げていくことを明記した。②独自の取り組みとして、環境寄付金の付いた環境配慮商品などを企画している。環境配慮商品に「食品リサイクル農産物(製品)」も追加している。③「産直政策」の中に「産直産地基準」を設け、「自然環境や生き物を大切にする産地」を選定要件のひとつとしている。④理事会の諮問機関である「産直委員会」とともに、産直商品の普及に向けた学習会や、産直産地交流会などを開催している。⑤組合員に対して、「環境学習」や「環境に関する取り組み」への参加の機会を提供している。⑥職員に対して、「CSRレポートを読む活動」などを通じて、環境学習をすすめている。⑦店舗で配布しているストローをプラスチック製から紙製に変更することとした。4-2 脱炭素社会の実現4-3 循環型社会の実現4-4 自然共生社会の実現をすすめている。れも、子会社のハートコープいずみに集めて加工し、販売する仕組みを作っている。る。 ①2016年8月、京都府亀岡市に7.5メガワットの太陽光発電施設が完成し、他の3か所の太陽光発電所と合わせて10.75メガワットの発電規模となった。ここで発電された電気も利用して、(株)コンシェルジュを通じて再エネ比35.8%(前年36.6%)の電気を自家使用している。②2016年4月から始まった電気小売り自由化に合わせて、エネサーブ(株)を供給元とし、再生可能エネルギーの構成比が高い電気を、組合員向けに供給する事業を開始した。③SDGsのとりくみ方針の中で、環境関連の優先課題の一つとして、「地球温暖化の緩和」に関して目標設定を行った。①食品リサイクル・ループをリサイクル加工、農場も含めて自前で構築している。②NPOと協働し、フードドライブに着手した。①紀ノ川農協のもつ耕作放棄地を、組合員ボランティアを募り、農地にかえる取り組みをすすめている。「期待」の項目 : すでに実現したこと「○」や、現在「取組中」のもの○4-2省エネルギーをすすめ、気候変動の緩和をすすめるための仕組みやルールがある。○①「省エネ手順」を作成し、エアコンの設定温度やクールビス・ウォームビズ等の取り組みをすすめている。また、車両の運転については、エコドライブ○4-3循環型社会を目指して、持続可能な資源の利用をすすめるための仕組みやルールがある。①宅配・店舗を中心に「組合員にリサイクルの協力」を呼びかけている。また、事業で出る紙類やプラスチック類などもリサイクルをすすめている。いず4-4自然の生態系を維持するための仕組みやルールがある。①組合員参加の取り組みとして、「自然体験企画」や「環境に関する学習会」などをすすめている。②「緑の募金」の取り組みをすすめている。 【今後の課題】生物多様性の取り組みに関して調査し、方針化する必要がある。○4-5環境配慮商品の普及や環境に関する学習および啓発のための仕組みやルールがある。①「商品供給における社会的責任」に「環境配慮商品の普及」「食品ロス削減」「宅配予備商品の活用」を反映させ、環境配慮商品の普及目標を設定してい基本方針4の中の分類「信頼」の項目 : 仕組みやルールの確立No○=仕組みやルールがある、×=仕組みやルールがない4-1事業・活動による地球環境への汚染を予防するための仕組みやルールがある。①「ISO14001:環境マネジメントシステム」を構築・運用し、環境目標や日常管理項目を設定し、継続的改善をすすめている。②各部署・事業所の環境影響評価から、「全体の環境重点管理事項」として47項目を抽出している(毎年改訂)。③「環境政策」を策定し、持続可能な社会の実現のため、事業面や組合員活動における方針を掲げている。4.地球環境を守る責任

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る