おいしいくらし

特集

みんなの憩いの場をつくろう 地域とつながってキラキラ輝くくらし

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コープでは、介護付有料老人ホームやデイサービス、訪問介護などを通して、高齢者のサポートにとりくんでいます。「いつまでも住み慣れた地域で、自分らしいくらしを続けたい」と願うみなさんの思いに応えるため、地域との交流や、ご自身の持つ力を最大限に活かす「生活リハビリ」の視点を大切にしています。

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高齢者がいきいきとくらせる地域をめざして

「地域の生協」だからできる細やかな活動として昨年の春にスタートしたのが「コープのふれあいサロン」です。サロンではどんなことをしているのか、「笑顔の里 松原」※内コープアイメゾン松原の生活相談員・浦田厚子さんに教えてもらいました。

「地域には、お元気で介護保険サービスが必要でない方をはじめ、一人でお住まいの高齢者がたくさんいらっしゃいます。地域の福祉委員さんなどに協力いただいて、その方々にお声かけをしてもらい、月に1度、『笑顔の里 松原』に来ていただいています。みんなで料理をしたり体操をしたり。みなさんとお話をして、生活のようすなどをお話いただくようにしています」。
※コープの高齢者総合ケアセンター

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①お好み焼きパーティー。お料理上手な方が率先して動いてくださいます!
(コープのふれあいサロン)

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②座ってできるゲーム。結構、盛り上がるんですよ!
(コープのふれあいサロン)

「ひとりぼっちにしない」
地域との交流で入居者さんも笑顔

浦田さんはサロンの日を大切にしています。顔を見て会話をすることで、生活や健康面でケアが必要な方の把握はもちろんのこと、地域にどんな方がくらしているのかを知る機会になります。「サロンにお越しいただいて、顔見知りになることができれば。何かあったとき、困ったときに私たちの顔を思い浮かべてほしいなぁと思います。地域でひとりぼっちを作らないことが目標。月に1度のサロンがそのきっかけになればうれしいですね」。

「笑顔の里 松原」では、それ以外にも地域の幼稚園児との交流会や、地元中学校の吹奏楽部による演奏会を開いたり、またボランティアさんによる手芸やハワイアン・フラの発表なども行われています。「いろいろな世代の方とふれ合うと、入居者さんはとてもいい顔になるんです。地域の方とつながることは、高齢のみなさんにとっても刺激的で元気の源。職員も含めてみんなパワーをもらっています」。

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③地元中学校の吹奏楽部の演奏会。みなさん、見慣れない楽器に興味津々!
(「笑顔の里 松原」の地域交流)

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④地元のボランティアさんによるハワイアン・フラの披露も。入居者さんが楽しみにするイベントのひとつ
(「笑顔の里 松原」の地域交流)

日常生活がリハビリ!
「生活リハビリ」を取り入れてみよう

地域との交流や催しで元気をもらっている入居者のみなさん。施設では、くらしに「生活リハビリ」を取り入れて、元気な体づくりにも挑戦しています。

「生活リハビリ」は、起床・食事・入浴など、"日常生活がリハビリ"という考え方。例えば、利用者さんの体に合わせたイス(通常より低め)から、足に少し負担をかけて立ち上がる習慣を身に付けることで、食事やトイレなどご自身でできることを増やします。

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no27_feature_08.pngもう一つ、生活リハビリの大きな特徴は、利用者さんの力を最大限に引き出すことにあります。自分でできることをしっかりとご自身でとりくんでいただくことが、生活の中でのリハビリとなり、結果、介助する側の負担の軽減にもつながります。

コープでは、介護や高齢の方のサポートにかかわるお困りごとについて、ご相談を受け付けています。

※コープの福祉サービスは組合員以外の方もご利用いただけます。

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福祉事業部 月曜〜金曜 午前9時〜午後5時

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