おいしいくらし

季節のレシピ

ココロとカラダを調える 夏のビネガー料理

料理家・管理栄養士 小山浩子先生のお酢レシピ

夏に最も不足しがちなミネラルやビタミン、しっかり摂っておきたいタンパク質を考えたお酢レシピです。

つくりおき甘酢(冷蔵庫で2週間保存可能)
保存容器に米酢1カップ、砂糖100g、あら塩小さじ2(12g)を混ぜて、冷蔵庫でストック。
酸味の苦手な方やお子さんでも食べやすい甘酢、一晩おくとさらにまろやかに。
オリーブ油と合わせてマリネ液やドレッシングとしてもおすすめ。

スマイルコープ※ 純米酢

no25_recipe_04.png国産の米から日本酒を造り、それを吉野杉の大樽の中でじっくり熟成させたまろやかなお酢です。
※いずみ・わかやま市民生協オリジナルブランド

サーモンとチーズの手まり寿司
カルシウムも摂れるかんたんお寿司

no25_recipe_01.jpg材料(12個分)
ご飯1合分(330g)
A
・つくりおき甘酢 大さじ3
・米酢      大さじ1
白いりごま    大さじ2
スモークサーモン 大6枚
スライスチーズ  3枚
青じそ      6枚

作り方
①炊きたてのご飯に、合わせておいたA、ごまを混ぜる。
②サーモンは半分に、チーズは1枚を4等分に、青じそは縦半分に切る。
③ラップにサーモン、チーズ、青じそ、①の順にのせ、茶巾に握り、形を整える。

甘酸っぱいキウイのシャーベットinサワードリンク
お酢と相性のいいキウイですっきりドリンク

no25_recipe_02.jpg材料(2人分)
キウイフルーツ  1個(正味110g)
つくりおき甘酢★ 大さじ2
オリゴ糖シロップ 小さじ2
炭酸水      1カップ

作り方
①キウイはすりおろし、つくりおき甘酢と合わせて製氷皿に流し、冷凍庫で凍らせる。
②グラスにかたまった①を入れ、シロップを加え炭酸水を注ぐ。
★甘酢のつくりおきがない時は、砂糖と酢を1:1で合わせて電子レンジで加熱し、ビネガーシロップを作ってください。

レモン酢から揚げ
レモン酢あんで冷めてもさっぱりおいしい

no25_recipe_03.jpg材料(2人分)
鶏むね肉1枚(350g)
A
・おろししょうが 1片分
・おろしにんにく 小さじ1
・酒       大さじ1/2
・中華スープの素(顆粒)小さじ1
片栗粉      30g
サラダ油     適量
B
・つくりおき甘酢 大さじ11/2
・レモン汁    大さじ2(好みで調整)
・水       大さじ1
レモンの輪切り  6枚
パクチー     適量

作り方
①鶏肉は塩水で洗い、表面の水分をふき、皮と脂肪を取り除き、手で開く。皮側を包丁の先やフォークで10か所ほど刺し、筋に沿って10等分に切る。
②ポリ袋の中に①とAを入れてもみ込み、冷蔵庫で半日以上おく。
③フライパンに高さ1cmほど油を敷き、片栗粉をつけた②を170度の油でこんがり揚げる。
④小鍋にBを合わせ、ヘラで混ぜながら加熱し、沸々してきたら、③を入れてからめ、レモンの輪切りを加える。器に盛り、パクチーを添える。

今日もおいしくできました

料理家・管理栄養士 小山浩子(こやまひろこ)料理家・管理栄養士 小山浩子(こやまひろこ)
料理教室の講師やコーディネート、メニュー開発、栄養コラム執筆、NHKをはじめ健康番組出演等幅広く活動。著書多数。健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピにファンも多い。メディアで話題の乳和食の開発者でもある。

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