災害への備え、ど~してる? (2017年3月6日公開)
日頃からの備えが大切、とはわかっていてもなかなか…
昨年わっかで行った「自然災害に備えて何か気を付けていることは?」というアンケートの結果から、みなさんの声を3つの視点でご紹介します。
1.備えておくもの
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【第1位】 水
・水は生協で箱買いして、順次飲んでいき、古くならないようにしている。(河内おんどんちゃんさん 60代)
・今まで何もしていなかったけど、熊本の地震もあり、やはり他人事ではないなと。生協で5年保存できるお水があったので買いました。(Nさん 30代)
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【第2位】 リュック・持出袋
・避難袋を作ってます。でも、大人はいいんですが、子どもは定期的にチェックしないと気づくと洋服が小さくなってる!(美紀さん 30代)
・玄関に避難用リュックを置いてる(中身は薬や包帯、食糧、タオル、軍手、笛、ロープ、手回しラジオ・懐中電灯付、ろうそく、マッチ等)(かばさん 50代)
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【第3位】 懐中電灯
・懐中電灯は各部屋に、洗面所やトイレにもおいてあります。(やまねこあーちゃんさん 60代)
・停電に備えて各階に懐中電灯はおいてます。中でも、キッチンに備え付けてある懐中電灯は棚の隙間や後ろに落ちた小物を取るのに便利(^-^)(スノさん 40代)
この3つは用意されている方も多いかもしれませんが、
上のような視点で気になったことがあれば、この機会に見直ししてみてはいかがでしょうか?
○その他の声
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【紙類をストック】
・愛知県出身の私は(今60歳)子どもの頃、親に「紙をストック」と言い聞かされました。「水も食料ももちろん大事。だけど、次に必要になるのは紙類。これは誰も助けてくれない。」で、今、他人に話すと呆れた顔をされるほどティッシュやトイレットペーパーをストックしちゃってます。(*^。^*) (Iさん 60代)
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【水をためておく】
・マンションなので停電時は水道が使えないため、トイレ用に浴槽の水は溜めている。(hiroさん 60代)
・お風呂の残り湯は一応流しません。でも、カビ対策が・・・。(バタバタママさん 60代)
2.ローリングストック、してますか?
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「日常でも飲食できる賞味期限が長いお気に入りの食品を消費、補充しながら一定量を常備している。無駄がなく美味しく便利に災害に備えられる。
(例)ゆめぴりかパックごはん、赤飯パック、パックもち、天然水、ただの炭酸水、ツナ缶など」(のんさん 60代)
ふだんから缶詰やレトルト食品などを『消費しながら買い足す』習慣をつけておくと、のんさんのおっしゃる通り、いざという時にも食べ慣れた味で安心ですね。
コープの宅配もお手伝い ~1月5回・防災用品特集
1月5回のバスケット9ページに防災用品の特集があります。
ストック品と見比べながら、不足しているものや交換時期が来ているものがないか点検してみてくださいね。
2018年1月5回<1月22日(月)~27日(土)注文分>
≪ バスケットP9 防災用品特集 ≫
(クリックすると拡大します)
3.すぐに避難できる準備
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【履き物は?】
・寝室の押し入れに靴、タオル・ティッシュなどを入れたリュックを置いています。(ぱんだこさん 40代)
・枕元に新品の少し大きめスニーカーを置いています。中にはソックスとブザー付きの懐中電灯と命の笛を入れています。(てるさん 50代)
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【置き場所は?】
・ベッドわきに懐中電灯とスニーカーを常備、ケータイは就寝中に充電が満タンになるようにしておく。(Qトさん 30代)
・部屋の出口に掛けている避難リュックに取りあえず必要な物を入れています。すぐ持って出られる様にしています。(てるさん 50代)
なるほど、枕元に靴、必要ですね。
リアルに想像しておけば必要なことが見えてきそうですね。
4.安否確認の方法/家族の決め事
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- ☆貴重品の場所
- ○貴重品など、どこにまとめて置いているか家族で共有しています。
(Fさん 30代)
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- ☆集合場所
- ○災害が起こったときの家族の集合場所や行動について家族全員で話し合ってます。
(さねさん 40代)
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- ☆伝言ダイヤル
- ○今の課題は、家族で利用している携帯会社の災害時伝言ダイヤルの使い方をマスターすることなのだが、なんだかよくわからなくて手付かずです。
(あららさん 50代)
もしものときに「どうやって安否を確認するか?」について、定期的に話し合っておくことが大切ですね。平日昼間に災害が起きると家族バラバラのことが多いですもんね。
わが家は子どもたちが保育園なので、わたしと主人は「とにかく家にたどり着こう」と確認してありますが、子どもも交えてみんなで話し合う機会をあらためて持とうと思いました。
ぎんなん
ぎんなん
いかがでしたでしょうか。
わたしは「備えておくもの」のことばかりを考えていたことがわかりました(~_~;)
実際に事が起きた時のことを考えると「家にいるときだったら?」「もし寝ている時なら?」「昼間なら?」と状況によって必要なことが変わってきますね。
でも自分だけで全部考えるのも難しいので、こうやってみんなで“備え”を共有してお互い参考にするのもいいかもしれませんね。今回の記事が、なにか1つでもみなさんの防災にプラスになりますように。
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☆ これまでの「ど~してる?」記事は ⇒ こちら
ぎんなん
ぎんなん
こんにちは、スタッフのぎんなんです。
先日、近所の小4の女の子がわが家を訪ねてきました。玄関を出ると「地震にそなえてなにかしていることはありますか?」とインタビューされてびっくり。小学校でもみんなで考えているんですね。
わたしたちもみんなで一緒に考えてみたいと思います。