コープのええとこ・あかんとこ
スタッフの都忘れです♪
前回のコープのあかんとこ［その3届いた商品のこと編］はいかがでしたか？
次は、商品の品質・大きさチェックや品ぞろえあれこれです。
突撃！コープのあかんとこインタビュー
その4 コープの商品ど～なん？編
今回も「コープのあかんとこ」について都忘れが突撃インタビューしてきました！
商品の品質・大きさチェックや品ぞろえについて（宅配事業の責任者の藤山さん）
その1．カタログと届いた商品のギャップ
都忘れ：
カタログの写真でイメージする大きさと実際に届く商品のサイズの違いに「あれっ？」ということがよくあるんですが…、なんかいい方法はないですかね？
藤山さん：
カタログ販売では永遠の課題と思っていますが、この間いくつかのとりくみをすすめてまいりました。
例えばお魚ですが、お店で実際に見て選ぶサイズと大きく差がある場合、当然ご不満のお声をいただいています。
近隣のスーパーでの切り身サイズを調査し、さばや鮭の一切れサイズは約70gであることがわかりました。それを基準として、60gであれば「小さめ」サイズという表記をするなどの改善をすすめています。逆に80g以上のサイズの切り身を「厚切り」表示するなど、イメージギャップによる買いづらさを少しでも解消したいと思っています。
また、紙面では用途別の提案も強化しています。
例えば朝食用の切り身と夕食の切り身では求めるサイズが違いますよね。朝食では小さめでOKでも、夕食では90g以上を基準にするなどの対応をすすめています。
お恥ずかしい話、これまでは60gでも夕食の提案で掲載しておりました。組合員さんの食卓、利用シーンをイメージして、ご家族が笑顔で召し上がっていただける提案を強化しているところです。
あと、そもそも商品名にサイズを伝える文言を入れることで、イメージを伝えやすくすることも行っています。お肉では元気鶏モモ「小さめ」など入れています。以上のようなとりくみを、今後も精度を上げていくことで、組合員さんのイメージギャップの低減に努めていきたいと考えています。
その2．毎日の悩みのタネ！献立
都忘れ：
主婦としては「毎日の献立をどうしよう」と悩むので、料理や献立の提案があれば参考になります。
藤山さん：
そうですよね。商品を売るのではなく、夕食に使っていただこうという用途や利用シーンに合った商品、サイズ、提案をすすめています。まだまだ力不足で伝えきれていないことも多いです。
「カタログが多い」、「注文するものがない」。この間、取扱品目は増やしていますが…そんなお声に対して献立の提案から商品の注文をいただこうというとりくみがはじまります。
「わっか」の1コ－ナーとして今月登場！おたのしみに☆
都忘れ：
野菜は新鮮で日持ちもするような気がして愛用しています。でもたまに紙切れが入っていて届いてないとき、困ることがあるんです。事前に連絡とかできないんですか？
藤山さん：
ご不便をおかけして申し訳ございません。
現状では、お詫びチラシでお届けできないことをお伝えすることが基本になっています。メールアドレスをご登録いただいた方には、メールでお知らせするサービスもあるのですが、まだご利用者も少ないです。今後、スマホをお持ちの方も増えていますので、SMS（ショートメッセージサービス）やSNS（LINE等）を使ってお知らせするサービスも検討すべきと思っています。
もう一つの問題は判断のタイミングです。いつの時点で欠品の判断をしてご連絡するのか？商品によっては3日前にわかる場合もあれば、5時間前にわかる場合もあります。生協としては一週間前のご注文ですので、極力お届けする努力をしておりますが、予定産地でなければご不要の方もいらっしゃいますし、判断の基準も含めて組合員さんが納得しやすいものに見直さなければと思っています。
都忘れ：
産地変更の場合、品質が落ちるものが届くということはないんですか？
藤山さん：
それぞれ組合員さんの基準はあると思いますが、品質的には予定産地と同等、もしくはそれ以上のものをお届けするというルールがございます。ただし、どうしてもお気に召さない場合は返品もお受けできますので、遠慮なくお申し付けください。
その3．主婦目線の厳しいチェック(野菜加工室から)
都忘れ：
アボカドや果物など食べごろで届けてもらえればうれしいのですが、どうやって選別してるの？
藤山さん：
アボカドは紙面でも食べごろの目安表示をしていますが、果物の場合、基本的にはお届け日前日に、テクノステージ物流センターの農産加工室で人手をかけて目利きをしています。入荷した商品を主婦目線で点検、選別することで、よりご満足いただける品質の農産品をお届けするように努めています。果物も生き物ですので、常に同じ品質が保証できるわけではありませんが、お届け直前のチェックの精度を高めることで解決していきたいと思っています。
都忘れ：
選別してくれている人がいるんですね。女性ですか？
藤山さん：
組合員さんと同じ主婦目線でチェックしてもらっています。コールセンターや配送担当者を通じて寄せられる「傷んでいた」「おいしくなかった」などのお申し出はすべて産地や商品ごとにお申し出率としてデータ化されます。その数値を加工室、産地にフィードバックし、品質の改善に生かしています。
また、2017年度は「おいしい果物」の取り扱いに力を入れています。ハナ＊マルシェで1ページを使ってバスケットでは取り扱っていない品ぞろえにチャレンジし、デザートになる果物をお届けしていきたいと考えています。ここでもおいしさの担保は、農産加工室での点検がカギになると思っています。
その4．アターブルキッチンってど～なん？
都忘れ：
話は変わりますが、食材セットって気になってるんですが、入っているお肉は冷蔵ですか？たれも付いているんですよね？
藤山さん：
基本冷蔵品です。肉や魚もありますが、冷凍原料は使っていません。たれも付いています。
都忘れ：
どこで作っているんですか？
藤山さん：
多くはいずみ市民生協のテクノステージ物流センター併設の和泉食品工場で作っています。単なるおかずセットではなく、アターブルキッチンとして、おいしさ、楽しさも含めてご提供していきたいと考えています。たれは、創味さんやエバラ食品さんにも力を貸していただいて、ご家庭ではなかなか出せない味のたれを使った献立を開発しています。
都忘れ：
消費期限が短いのは、もう少し延びないですか？
藤山さん：
これは、安全面での基準なので簡単に延ばせるとは言えません。ただ、ご要望も多いので、1日延ばせないかを食材ごとに期限日までの検査データも取りながら準備をすすめています。
安全性の担保が取れれば、一部のメニューからでも導入していければと思っていますので、もうしばらくお待ちください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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今回は「コープの商品ど～なん？」を追跡してみました。
次回は「もっと買いやすく！・私たちの願い」をお送りします。今から追跡してきます！