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「電力システム改革貫徹のための政策小委員会中間とりまとめ」についての意見を提出しました。

 

資源エネルギー庁電力・ガス事業部は、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会電力システム改革貫徹のための政策小委員会の中間とりまとめに対する意見を公募しました。

大阪いずみ市民生協は1月17日、この中間とりまとめに対するパブリックコメントを提出しました。



2017年1月17日


経済産業省資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力市場整備室
パブリックコメントご担当者様

大阪いずみ市民生活協同組合 理事会


電力システム改革貫徹のための政策小委員会中間とりまとめに対する意見


  私たち大阪いずみ市民生協理事会は、今回の中間とりまとめについて、以下の点から国民の理解が得られないと考えます。
(1)    廃炉・賠償に関する費用を、託送料金に上乗せする形で徴収することは、「消費者の選択と事業者の競争を通じて、透明・公正な電力市場の形成をめざす」電力システム改革の理念に逆行するものです。
(2)    福島原発の事故責任は、電力会社とそれを推し進めてきた国の責任です。原発の廃炉・賠償費用を広く国民負担として求めるのであれば、先ずはその責任をどう果たしていくか、国民への理解を求めることが必要です。安易に託送料金で回収する仕組みを導入すべきではありません。
(3)    廃炉・賠償費用については、今後何十年と次世代も含めて国民全体で克服していかなければならない課題であることから、有識者会議の議論で方向性を決めるのではなく、国民的議論をもとに国会で審議を行い幅広い理解のもとに進められるべきです。
 こうした視点から、中間とりまとめに対し、下記の意見を提出します。

  1. 【該当箇所:中間とりまとめ3.2(P17~)】

    (意見)

    賠償への備えに関する負担の過去分について、託送料金の仕組みを利用して電力を利用するすべての国民から回収する制度変更は反対です。

    通常の商取引で「過去に積み立てておくべきだった費用」を現在・未来の消費者へ求めることはありえません。原発事故の賠償費用の積み立て不足は、国および東京電力の想定の甘さに起因するものであり、国と東京電力が責任を持って負担すべきものです。その責任を棚に上げ、賠償の原資不足を託送料金の仕組みを使い、電気利用者全員に負担させることは許されません。

    (理由)
    1. 事故リスクを過小評価し費用の備えを怠ってきた国と東京電力の責任の取り方から検討すべきで、国民負担の議論はその後です。議論の順がまったく逆になっています。
    2. 事故時への備えとして原賠機構法制定以前に徴収されていなかった「過去分」を将来の需要家に請求するという理屈は、販売時に原価に含めていなかった分を将来の世代に負担を求めることは責任のないものに責任を転嫁するという、通常の商取引でありえないことを行うことになります。このような理屈が通るのであれば、電気料金に対する消費者の信頼は根底から崩れてしまいます。
    3. 託送料金は送配電部門のために使うものであり、発電部門が負担すべき廃炉費用を託送料金に上乗せして回収しようとすることは筋違いです。

    【該当箇所:中間とりまとめ3.4(P22~)】

    (意見)

    廃炉会計制度を今後も維持するためとして、東電以外の電力会社の廃炉費用について、託送料金の仕組みを使って回収するような制度変更は反対です。

    本来、応益負担とすべき通常炉の廃炉費用を、託送料金に上乗せし電力を利用するすべての国民に負担を求める制度変更は、原子力事業者を優遇し競争上の公平性を損なうことになります。また、原発以外の電力を利用する消費者の理解も到底得られません。

    (理由)

    1. 原子力発電所の廃炉に関わる費用は、当然のことながら発電費用の一部であり、原子力発電の電力を販売する事業者がその販売価格の中に含めて回収するべきものです。
    2. 原発を保有しない電力小売会社にも廃炉費用を一律的に託送料金へ上乗せすることは、原子力事業者を優遇し競争上の公平性を損なうものです。中間とりまとめでも、「託送料金の仕組みを利用して廃炉会計制度を継続することは、制度を適用した事業者と他の事業者との公平な競争環境を損なうこととなる」と認めています。
    3. 廃炉費用を託送料金に転嫁することは、電力を利用するすべての消費者に負担を求めることであり、原発以外の電力を利用したいと要望する消費者への不利益となりかねません。また、消費者の電力選択の自由を妨げることにもなります。

    これらは、電力システム改革の基本理念である「公平で公正な市場競争」「消費者の選択権の保障」から大きく逸脱するものです。

 


意見書全文はこちら(142KB; PDFファイル)

    以上

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