(2019.9.30公開)
山田担当
昨年11月に実施した「商品の検査」についてのアンケートにたくさんのご意見ありがとうございました。
遅くなりましたが、結果をまとめました。
最後にちょっと、わっかのみなさんにご相談もございます・・・。
Q1.いずみ生協に商品検査センター「コープ・ラボ」があることをご存知ですか?
知らない | 197 | 40.2% |
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聞いたことはある | 230 | 46.9% |
よく知っている | 18 | 3.7% |
見学に行ったことがある | 45 | 9.2% |
山田担当
知らない方が4割も!?正直ショックです。
もっとお知らせを強めないと・・・
Q2.コープ・ラボでは現在以下のような検査を独自に行っています。あなたが特に関心のある項目があれば選んでください。(最大3つまで)
食中毒菌等の微生物検査 | 322 | 66.8% |
---|---|---|
添加物や残留農薬などの検査 | 395 | 82.0% |
アレルギー物質の検査 | 130 | 27.0% |
原材料や産地の検査 | 195 | 40.5% |
放射性物質の検査 | 201 | 41.7% |
山田担当
ふむふむ、やはり添加物や農薬検査の関心が高いのか・・・!
放射性物質も3番目か・・・
Q3.あなたは放射性物質についてどの程度知っていますか?
まったく知らない | 37 | 7.6% |
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ほとんど知らない | 230 | 46.9% |
少しは知っている | 210 | 42.9% |
よく知っている | 13 | 2.7% |
山田担当
放射性物質検査の関心は高い(3位)、だけど放射性物質のことは知らないという方は半数以上・・・んんん?
Q4.放射性物質による食品汚染(食事・食材)について、あなたの気持ちに当てはまるものをお選びください。
山田担当
震災直後は心配されている方が多かったけど、今はあまり心配していない方が半数近くで、一番多いんですね・・・
Q5.今後の商品検査ついて、あなたの気持ちに当てはまるものをお選びください。
山田担当
どの検査も現行程度でよいという方が一番多い・・・悩ましい~
検査には、当然費用がかかるので、リスクの高い分類の検査の頻度を高くして実施しています。
食のリスクで最もリスクが高いのは『食中毒』です。したがって、生協の検査数は8割以上が『微生物検査』です。
山田担当
放射性物質検査数は、年間約400件(約2%)
山田担当が、放射性物質のリスクが低くなっていると思っている理由は、以下の点からです。
●生協の放射性物質検査の検査対象は、事故直後、原子力対策本部が策定した「検査計画ガイドライン」に沿った自治体(=17都県)や海域としています。
2018年3月23日付けで、国の検査対象が改定されましたが、以前のままの対象で現在も検査を継続しています。
●これまで生協の放射性物質の検査は、震災直後の2011年4月から約4000件の検査を実施してきましたが、国の基準超えがあったのは2011年4月に1検体(農産物:みず菜)だけで、以降は基準超えは一度もないこと。基準を超えないだけではなく、2013年以降にあっては、一度も放射性物質が検出されない検査結果となっています。(検出限界値12.5bq/kg以下で検出)
●この検査結果は、多くの食品事業者や国が実施している検査でも同様の結果となっています。このことを受けて、前述したように国は検査対象を2018年3月23日付けで大幅改定しました。改定された検査対象は、おおまかに言うと、「野生のきのこ・山菜類」「イノシシやシカ・キジなど野生鳥獣の肉類」「イワナやヤマメなど内水面魚」「原木しいたけ類」などに縮小しました。
●国が検査対象としている品目は、生協では商品として企画しない品目ばかりです。言い換えると、国が検査対象としている品目は、生協の企画商品にはほぼ無いということになります。
山田担当
今後もずっと、放射性物質の検査を今まで通り実施すべきか・・・。みなさんはどう思われますか?
アンケートの結果でも、組合員さんの心配は減少しているとはいえ、ゼロになっているわけではないし・・・。
わっかのみなさんのお気持ちを聞かせてもらえませんか?率直なご意見・アドバイスをお待ちしておりますm( )m。
都忘れ
山田担当の悩みを最後までご覧いただきありがとうございました。
食について興味を持たれた方は、コープ・ラボ(商品検査センター)&たべる*たいせつミュージアムに
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都忘れ
今回はアンケート結果をもとに、品質管理部の山田担当から、ご相談があります。山田担当はわっか初登場なので少し緊張気味ですが、最後までお付き合いお願いします!