第46回通常総代会報告(機関誌いずみ号外)
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専務理事 久保 幸雄2030年ビジョンです。一人ひとりの組合員や地域の方に、生涯のできるだけ長い期間を、身近な存在として関わりたい。生協が単独でできないことも、行政や諸団体、企業とも連携して取り組み、くらしの一助となりたい。そんな思いで職員や組合員のみなさんと議論しながら作り上げました。 このビジョンの実現に向け、3か年ごとの中期計画を策定します。中期計画ごとに課題修正を図りながら、ありたい姿の実現に努めてまいります。■コロナ禍における、 組合員活動について 組合員参加の活動や会議は、3月より全面的に中止せざるを得ない状況となっています。今後の活動のあり方や再開時期などは、国や府の自粛呼びかけや、感染拡大防止への対応要請をふまえ、組合員活動委員会で議論を予定しています。■プラスチックゴミや 地球温暖化の問題について リサイクルやマイバック運動は、組合員のみなさんとともに取り組むことで大きな力になる活動です。ぜひ、組合員同士のコミュニケーションの力で、より多くの人にこの取り組みに参加いただけるようお声かけを願います。■コロナ禍を機に、利用を開始された 組合員の利用定着について 「くらしに役立つ食生活の提案を」「商品や宅配の改善要望」「お買い物サポートやサービスの充実」「支払手段のキャッシュレス化」など、みなさんからいただいたご要望やご意見をしっかりと受け止め、より利用しやすい宅配・店舗にむけて、ひとつひとつ見直しをすすめていくことが、利用定着につながると考えます。 役職員一丸となって、今後も邁進していくことをお約束し、答弁とさせていただきます。64件の「議案へのご意見」が寄せられました。答弁より■新型コロナウイルスによる 事業への影響について 宅配・店舗の利用者が急激に増加し、とりわけ宅配では、メーカーの生産体制や物流の能力を超え、数量限定による抽選やお届けできない商品が発生しました。お届けできない商品が多く発生したこと、情報が十分に行き届かず、組合員のみなさんにご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。携帯電話へのショートメッセージによるお知らせも行いましたが、携帯電話番号の登録は、まだ、宅配登録者の4割程度です。引き続き、必要な時に必要な情報をお届けできるように改善をすすめます。■食の安全について いずみ市民生協は「安全をお届けするために最大限の努力を行うこと」を商品政策の基本方針に掲げています。「食品安全プログラム」では、取引開始から製造までの管理、物流センターから配送センターやお店での商品の管理、わかりやすい表示や情報公開、商品事故が発生した場合の調査や危機管理など総合的な食の安全確保を行っています。食の安全に関する情報提供は、今後も、機関誌やホームページ、学習会等で積極的に行います。■2030年ビジョンへの期待や、その実現について 2030年に生協がどうありたいかをまとめたものが

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