2030年ビジョン
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②ICAのビジョン「ブループリント(青写真)」ⅰ)2012年、ICAは、協同組合をさらに発展させるために、2020年を視野に入れた『協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)』を作成しました。ⅱ)新たなブループリント「ICA戦略計画」  ICAでは、次の10年を見据えた戦略計画が議論されています。戦略計画は、2020年12月のICA設立125周年ソウル大会での採択に向け、検討が続けられます。この戦略計画(案)の問題意識や論点は、いずみ市民生協のビジョンでも概ねカバーされていると考えられます。<戦略計画の4つの主要テーマ>①協同組合のアイデンティティ推進   「協同組合の価値と原則を推進し、擁護する」②協同組合運動の成長   「相互自助と民主主義に基づき、世界の協同組合運動を推進する」③協同組合間協同   「会員組織間の経済的およびその他の相互に有益な関係の発展を促進する」④世界の持続可能な開発への貢献   「持続可能な人間開発の推進と人々の経済的・社会的な進歩を促進し、以って国際平和と安全保障に貢献する」③協同組合の考え方とSDGsは合致しています。ICAの「ブループリント」において、持続可能な社会の建設を中心的テーマの一つとし、「協同組合を持続可能性の構築者として位置付ける」と宣言しました。そうした姿勢が考慮された結果、「アジェンダ2030(SDGs)」の本文に「協同組合」が担う役割が明記されています。7)ビジョンづくりは、組合員と役職員・社員の参画を大切にすすめました。組合員と役職員・社員の声と知恵を出し合ってビジョンづくりをすすめようと、2018年より、ビジョン起案チームを立ち上げ、情勢の分析や調査、討議の準備をすすめてきました。2回の学習会、職員・社員や組合員のワークショップ、職員・社員アンケート、組合員アンケートなどを実施しました。これらを通じて寄せられた声をもとに、ビジョン案を作成しました。 2019年度、理事会の諮問機関「2030年ビジョン検討委員会」で、ビジョンの検討をすすめ、2020年3月に理事会にビジョンを答申しました。①2030ビジョン検討委員会②ビジョン起案チーム③ビジョン学習会④職員・社員ワークショップ⑤組合員ワークショップ⑥組合員理事ワークショップ⑦職員・社員アンケート⑧組合員アンケート⑨日本生協連 2030年ビジョン検討委員会⑩日本生協連のワークショップ理事長を委員長に13人の理事専務理事を座長に17人の役職員2会場2回 6会場9会場1会場勝山理事長が副委員長として参加5回開催10回開催229人162人248人 17人   1,413人940人 13人

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