本部版アピエ 2024年5月号
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安全性を科学的に調べますそれぞれの立場から情報や意見を出し合い、話し合います・評価結果に基づいて、 食べても安全なよう にルールを決めます・ルールが守られている か監視します2023年度は、1,230件の食品添加物検査を実施しました。とうふ凝固剤ラーメン(めん)かんすいウインナー保存料ワイン酸化防止剤ジュースビタミンハム発色剤メロンパン香料便利な商品がたくさんあるけど、添加物とか大丈夫かしら。そもそも添加物って何??色々な目的があって使われているのね。食べても大丈夫なの?知っておきたい食品安全のキホン1食品安全の中でも組合員さんの関心が高い内容について、複数回に渡ってお知らせしていきます。今回は「食品添加物」についてのお話です。品質管理だより食品を作る、運ぶ、食べる人全て厚生労働省・農林水産省「添加物=危ない」ではないのね。まずは、きちんと知ることが大切ね!色々な情報があるけれど、食品の製造・加工・保存を目的として食品に加えられる物質のことを「食品添加物」といいます。豆腐を固めるための「にがり」、梅干しを着色するための「シソ」などは昔から使われてきた食品添加物です。食品添加物は、科学的に安全性が確認されたものが使われています。どのくらいだったら毎日食べ続けても安全か科学的に調べて、それをもとに使ってもよい量などが決められています。生協でも確認しています! 商品検査センター(コープ・ラボ)では「食品添加物検査」を実施し、よく使用される保存料・発色剤・着色料を中心に、量や使い方のルールが守られているか確認しています。10製造や加工に必要なものリスクコミュニケーション保存性を高め、食中毒を予防するものリスク管理栄養分を補強・強化するもの品質を向上させ、風味や見た目を良くするもの食品添加物の役割安全性の確認リスク評価食品安全委員会いずみ市民生協の『食品添加物』

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