CSRレポート2019詳細版
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○○○プライアンスリスクシートに、罰則などの記載を追記した。 2020年の民法改正に向けて、契約書や定型約款の見直しをすすめた。②役職員モニタリングで、「いずみ市民生協が「基本姿勢」を大事にし、実践している組織だと感じるか」の部分の結果(はい30%、どちらかといえば感じる50%、どちらかといえば感じない14%、いいえ6%)③ヘルプライン相談件数:30件(前年差+16件、すべて解決済み)。内訳は、職場の人間関係・コミュニケーション:11件(前年差+5)、就業規則や仕事のルール:5件(前年差▲2)、その他・行動基準に関わること:14件(前年差+13)。相談件数の増加は、広報の強化したことも一因。①~②2018年度は、リスクマップにあげられたリスクの件数は68件(前年63件)だった。③大阪北部地震や台風21号等を受け、「事業継続ガイド(震災対応)」および、台風・豪雨対応手順書を改定した。発災時の燃料確保のため、あゆみ野物流センター内に、自家給油施設を設置している。 この他、1月には「防災週間」の実施や、毎月全職員に対して「安否確認」を返信する訓練を実施している。 9月に発生した台風21号により、宅配・店舗を中心に大きな被害を受けた。店舗では台風による停電の影響で960万円相当の商品の廃棄が発生した。 【今後の課題】台風21号等の教訓から、停電対応を整備した。投光器等新たな備品の購入を2年越しで段階的にすすめる。また、整備した対応ガイドの教④2018年度の全社的重点管理リスクは、重大人身事故、人員の確保、労務管理(36協定、サービス残業、メンタルヘルス)、福祉施設の感染症の集団感染の4点。 『重大人身事故』加害事故119件(前年差▲23件)だったが、人身事故ゼロに対して13件(前年差+2件)だった。 【今後の課題】ドライブレコーダーによる安全運転指導を、毎週人数を決めて行っている。加害事故・人身事故ともに増加したコンシェルジュでは、安全運 『人員の確保』宅配では採用がすすみ、自前配送分は5月に充足する予定。その他の部門では、処遇などの見直しをすすめるも、改善までには至っていない。 【今後の課題】全体的には、採用媒体の見直しや、新設した施設内保育ルームの運用を改善・拡大をすすめる。この他、新人の育成を丁寧にすすめ、退職も 『労務管理』年末の事業の山場はあったが、仕事の整理をすすめ、残業時間を短縮し改善が図れた。宅配部門のみ、配送コース改善のために、コース作成や 『福祉施設の感染症の集団感染』防止については、対応マニュアルを策定し、対応した。資産の管理状況における問題など①現在のところ、資産管理について、特に問題は発生していない。②モニタリング結果からも、特に問題は発生していない。情報資産の管理状況における問題など①職員による、個人情報や機密情報の漏えいなどの大きな問題は、発生していない。②総合マネジメントシステムの内部監査では、情報資産関連の指摘が38件(前年33件)あり、是正を行っている。 物流施設で、空き箱の中からの注文書発見などが年間63件(前年差▲4件)発生している。 【今後の課題】5Sの習慣化などと合わせて、情報資産の管理を引き続き強化していく必要がある。ている。②2018年度はISO更新審査を12月に受審した。対象となった部署・事業所は46だった。不適合指摘はなく、改善の機会が45件、GoodPointが15件あり、認証の継続が承認された(コンシェルジュ、コープ大阪を含む)。③監事会監査:13部署・事業所往査および中間・期末監査など(前年12部署)。内部監査担当:67部署・事業所(のべ部署・事業所数・子会社含む)。④「損失の危険(リスク)の管理」や「職員の仕事が法令などに適合することの確保」などは、総合マネジメントシステムの中に、「総合的なリスク管理」や「法令リスク管理」などの項目でルール化し、運用している。⑤(株)ハートコープいずみと(株)いずみエコロジーファームの事業・経営リスクとコンプライアンスの管理体制の整備をおこなった。⑥「財務報告信頼プログラム」を運用し、毎月点検を実施している。⑦「内部統制システムに関する基本方針」を、現在の進捗を踏まえて、2017年3月に改定を行った。研修の実績や人材育成の進捗状況①すべての正規職員に適用し、運用している。②人事制度の運用力向上のため、評価者研修に183人(前年158人)、被評価者研修には10人(前年283人)が参加した。③階層別課題別研修等のべ344人参加、通信教育修了71人、18年度は自主申告(異動希望)を90名が提出し、40人(44.4%)が希望に沿って異動した。育訓練を、定期的に実施する。転を指導する責任者に、コープこうべの安全運転研修の受講をすすめている。削減していく。試走などで計画時間を超過した。①発災時に適切な判断ができるよう、責任者の教育をすすめている。評価法令やルール等の評価及び必要な対応の実施状況○①業務車両の駐車禁止違反などは、年間12件と、この間同様の推移で改善できていない。部門長の業務関連法令に関する基本的な認識を深めるために、コン前年から評価が変わった項目の根拠や、今後の課題について青字で示しています。備 考事業リスクの評価結果および必要な対応の実施状況× 【評価の根拠】リスク管理委員会を四半期ごとに開催し、全社的重点管理リスクの進捗を管理している。宅配の人員の確保や、労務管理などはリスクの軽減があった。一方で、福祉やコンシェルジュでの人員の充足は改善せず、重大人身事故については、前年より悪化したため、引き続き×評価とした。マネジメントの点検や内部統制の整備状況○①マネジメントシステム監査は年2回実施している。基本的にマネジャー同士の相互監査で、トップ以外の役員を含むマネジャー70人が、内部監査員となっ評価○「信頼」の項目 : 取り組みの現状や実績○=目標やあるべき姿への適合、×=目標やあるべき姿への不適合

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