CSRレポート2020詳細版
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○○①業務車両の駐車禁止違反などは、年間13件と、この間同様の推移で改善できていない。部門長の業務関連法令に関する基本的な認識を深めるために、コンプライアンスリスクシートに、罰則などの記載を追記した。 2020年の民法改正に向けて、契約書や定型約款の見直しをすすめた。車庫法に違反していることが通報により判明した。速やかに警察に報告をし、12月に対象となっていた425台全車の登録の修正が完了した。②役職員モニタリングで、「いずみ市民生協が「いずみ市民生協グループの理念(や基本方針など)」を大事にし、実践している組織だと感じるか」の部分の結果(はい30%、どちらかといえば感じる49%、どちらかといえば感じない15%、感じない6%)③ヘルプライン相談件数:28件(前年差▲2件、すべて解決済み)。内訳は、セクハラ:1件(前年差±0件)、パワハラ:1件(前年差+1件)、職場の人間関係・コミュニケーション:11件(前年差±0件)、就業規則や仕事のルール:9件(前年差+4件)、法令・社会的ルール:0件(前年差±0件)、その他:6件(前年差▲7件)。④2019年度の契約書のリーガルチェックが200件、法務相談が25件あった。(6月の立ち上げ以降)事業リスクの評価結果および必要な対応の実施状況× 【評価の根拠】リスク管理委員会を四半期ごとに開催し、全社的重点管理リスクの進捗を管理している。宅配の人員の確保や、労務管理などはリスクの軽減が①~②2019年度は、リスクマップにあげられたリスクの件数は66件(前年68件)だった。③10月に実施した大規模震災対応訓練や風水害の教訓を受け、「事業継続ガイド(震災対応)」および、台風・豪雨災害対応手順書を改定した。発災時の燃料確保のため、あゆみの物流センター内に、自家給油施設を設置している。一昨年の台風による停電を受け、あゆみ野物流センターへの発電設備の設置など、対策をすすめた。 この他、1月には「防災週間」の実施や、毎月全職員に対して「安否確認」を返信する訓練を実施している。 新型コロナウイルスの流行があったが、対策本部を立ち上げ対応した。 【今後の課題】事業所ごとの訓練や、震災以外の対応訓練も並行してすすめる必要がある。④2019年度の全社的重点管理リスクは、『重大人身事故』、『人員の確保』、『労務管理(36協定、サービス残業、メンタルヘルス)』、『福祉施設の感染症の集団感染』の4点。 『重大人身事故』加害事故99件(前年差▲36件)だったが、人身事故ゼロに対して6件(前年差▲3件)であった。2020年1月より、コープの夕食宅配の高齢者サポーター(67歳以上)に対して、「安全運転適齢診断」の受講を義務付け、高齢者ドライバーの事故防止の取り組みを開始した。 【今後の課題】引き続き、ドライブレコーダーによる安全運転指導を、毎週人数を決めて行っている。安全運転を指導する責任者に、コープこうべの安全運 『人員の確保』宅配では充足してきたが、福祉や店舗の定時職員など、まだ定員に満たない部門がある。 【今後の課題】全体的には、採用媒体の見直しを行い、新人の育成を丁寧にすすめ、退職も削減していく。 『労務管理』年末の事業の山場はあったが、仕事の整理をすすめ、残業時間を短縮し改善が図れた。宅配では、ゴールデンウィークの配送を休止し、有休取 『福祉施設の感染症の集団感染』防止については、対応マニュアルを策定し、対応した。資産の管理状況における問題など①現在のところ、資産管理について、特に問題は発生していない。②モニタリング結果からも、特に問題は発生していない。情報資産の管理状況における問題など○①情報資産と個人情報に関わる規則・規程に基づき、手順と細則の整備をすすめた。職員・社員ハンドブックを発行し、この中に「個人情報保護」の項目を入れ、理解度テストも実施し、職員・社員にルールの徹底を図った。②総合マネジメントシステムの内部監査では、情報資産関連の指摘が38件(前年38件)あり、是正を行っている。 物流施設で、空き箱の中からの注文書発見などが年間64件(前年差+1件)発生している。 【今後の課題】5Sの習慣化などと合わせて、情報資産の管理を引き続き強化していく必要がある。マネジメントの点検や内部統制の整備状況○①マネジメントシステム監査は年2回実施している。基本的にマネジャー同士の相互監査で、トップ以外の役員を含むマネジャー108人が、内部監査員となっている。②2019年度は定期審査を1月に受審した。対象となった部署・事業所は40だった。不適合指摘はなく、改善の機会が40件、Good Pointが8件あり、認証は継続が承認された(コンシェルジュ、コープ大阪を含む)。③監事会監査:13部署・事業所往査及び中間・期末監査など(前年12部署)。内部監査担当:43部署・事業所(前年67部署・事業所、のべ部署・事業所数・子会社含む)。④「損失の危険(リスク)の管理」や「職員の仕事が法令などに適合することの確保」などは、総合マネジメントシステムの中に、「総合的なリスク管理」や「法令リスク管理」などの項目でルール化し、運用している。⑤ハートコープとエコロジーファームの事業・経営リスクとコンプライアンスの管理体制の整備をおこなった。⑥「財務報告信頼性プログラム」の運用し、毎月点検を実施している。⑦「内部統制システムに関する基本方針」を、現在の進捗を踏まえて、2017年3月に改定を行った。研修の実績や人材育成の進捗状況①すべての正規職員に適用し、運用している。②人事制度の運用力向上のため、評価者研修に185人(前年183人)が参加した。③階層別課題別研修等のべ816人参加、通信教育修了146人、19年度自主申告(異動希望)提出102名提出し、希望通りに49人(48.0%)が異動した。のことを加味(追記)したうえで、×の評価にする。あった。加害事故件数は削減目標を達成したが、人身事故自体は0件の目標に対し、6件と依然なくせていないため×評価とした。転研修の受講を予定している。得も推進した。①発災時に適切な判断ができるよう、責任者の教育をすすめている。評価法令やルール等の評価及び必要な対応の実施状況× 【評価の根拠】「法令やルール等の評価及び必要な対応の実施状況」は、車庫法の件を評価し、必要な対応は実施済みではあるが、規模も大きかったのでそ備 考青字は評価の根拠や課題への対策です。評価が赤字となっているところは、前年からの変化や追加された項目です。評価○「信頼」の項目 : 取り組みの現状や実績○=目標やあるべき姿への適合、×=目標やあるべき姿への不適合

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