CSRレポート2020詳細版
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15部署・事業所役員、部長、所属長など38名、ゲスト(外部)監査員として他生協・民間企業の審査員有資格者など16名、合計54名。16部署・事業所役員、部長、所属長など31名、外部監査員としていずみ市民生協メンバー6名、合計37名。⑤プラスの指摘「食品安全推進会議を月2回開催し、社員の役割と責任を明確にして集団議論を行い、PDCAサイクルを回し続けている」「ドライブレコーダーの運用、外部研修、表彰制度などの推進で車両事故が前年比で半減させている」「業務品質向上のために、コールセンターの電話応対技能検定制度を運用し、104名の合格者が生まれている。自発的な教育がすすむ職場風土が形成できている」⑤その他「目標が未達成だが発生させた真因の特定ができていない」「再発防止処置の有効性の評価ができていない」「商品の搬入時にカゴ車と商品が落ちてきて従業員がけがを負う労災事故が発生している。再発防止に向けた周知と注意喚起が求められる」「環境上の事故緊急事態(ショーケースの故障による商品の大量廃棄など)を店長が認識できていない」「朝礼で社員証をつけているのは13人中6人しかいなかった。相互指摘でも指摘がない」「月に1回実施することになっている配送車両の洗車ができていない」「前回監査の指摘事項の是正ができていない」⑥プラス指摘「HACCPの運用が手順通りに確実に実施されている。記録もきちんと管理できていた」「安全運転の動画を職場で視聴して無事故につなげている」「月2回の品質パトロールの実施や多角的な視点から現場の改善をすすめ、衛生管理の向上につなげている」監査対象部署内部監査員監査対象部署内部監査員3.指摘事項の概要①生産性向上、業務改善、標準化のマネジメントについて「生産性向上は部署の仕事の成果やアウトプットとは何かを明確にした上で、ムダ・ムリ・ムラを見つけて排除していくことが必要だが、そのことが十分にできていない」「生産性向上委員会を立ち上げたが委員会がまだ1度も開催できていない」「社員参加の改善活動ができていない」「生産性向上目標と部署が重点に掲げている生産性向上の課題とに相違が見られる。目標の見直しの検討をしてはどうか」「備品や清掃用具の定量化と定位置管理ができていなかった」「コールセンターの応対品質向上の生産性目標と現状とに大きな乖離があり、さらなる対策が必要となっている」②目標および重点課題の進捗管理/不適合の是正処置について「エシカル商品の普及と認知度を高める目標の行動計画と評価基準が設定されていない」「物流センターのセットミス発生に対する原因分析ができていない」③リスクの管理について「大震災を想定した初動対応の訓練ができていない」「コンプライアンスチェック表に記入や押印漏れがあった」「冷蔵庫の温度記録が一部でされていなかった」④その他「重点管理事項の利用人数や利用定着の取り組みを確認すると記載漏れ等が多くあった」「異動してきた社員の教育計画がなく、力量の評価やその記録が確認できなかった」「食品工場の指定原料の指定内容の適切性を担保する仕組みに改善の余地がある」「仕入先の評価基準が明確になっていない」「委託先が発生した事故の改善要請の仕組みが整備されていない」「メロンとグリーンキウイに糖度表示のPOPがなかった」「店舗搬入口にあるバックヤードの在庫管理が定位置管理できていなかった」「一部の部門でHACCPの運用がルール通りにできていなかった」3.指摘事項の概要①安全運転について「店舗の大きな安全運転リスクである通勤途上の自転車についての学習・共有化に改善の余地がある。DVDなどの動画の視聴教育などをしてはどうか」「自家用車での通勤者への安全運転基準の周知ができていない」②食品安全について「店舗のショーケースの一部で温度管理表がなかった」「試食コーナーにおいて試食開始時間が明記されていなかった」「店内のスイングドアに関係者立ち入り禁止の表示ができていない」「グロサリー部門で清掃用具の一部が床に直置きされていた」「チラー冷却機などの測定機器の点検が手順通りにできていない」③事業継続マネジメントについて「緊急時などに連絡を取り合うための部内の社員名簿が作られていない」「事業所の浸水被害を想定した配送車両を逃がす手順が確立していない」「定時社員のメールアドレスの把握ができていない」「安否確認する仕組みに不備が見られた」④個人情報管理/情報資産管理について「パソコンの共有フォルダーに廃棄すべきファイルがあった」「管理文書台帳において、記載すべき文書が記載できていなかった」実施期間 7月4日~7月22日実施期間 10月29日~12月12日子会社の内部監査報告(株)コンシェルジュの上期内部監査報告1.主な監査目的①2019年度の重点課題や達成計画の進捗状況の確認。②マネジメントシステムのPDCAサイクルが回っているか。③生産性の向上や業務効率改善のための取り組み状況の確認。2.指摘件数 52件(不適合2件、要改善・検討34件、プラスの指摘7件、監査メモ9件)(株)コンシェルジュの下期内部監査報告1.主な監査目的①テーマ別監査(安全運転プログラム/食品安全プログラム/事業継続マネジメント/個人情報管理)。②事業リスクの管理ができているか。③2019年に発生した「不適合」「事故・トラブル」「クレーム」などの是正状況の点検。2.指摘件数 62件(不適合12件、要改善・検討25件、プラスの指摘9件、監査メモ16件)

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