CSRレポート2020詳細版
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②プラスの指摘「労働安全衛生マネジメントの社員参加や取り組みがすすんでいた。50数名の社員を抱えながら2017年度から3年連続で労災事故がゼロなのは評価できる」「すれ違い時などで、社員自らが率先して挨拶ができていた」「定位置管理の見える化や全社員一斉清掃を行い、きれいで清潔な職場づくりの実践・維持ができていた」「指示や共有事項もリーダーを通してメンバー社員に伝えることで、ヒヤリハット交流や朝礼・昼礼などでの共有化が今まで以上にすすみ、活気が出ている」「月に一度労働安全衛生委員会を開催し、委員会の内容や実施したことを毎月、ろうあんニュースとして発行し、共有化をすすめている」②プラスの指摘監査を通じて、下記のプラス事例を確認しました。「今年度からチーム制を導入し、2チームに分かれてメンバー社員の中からリーダーとサブリーダーを配置した新たな職場運営にチャレンジされ、メンバー社員どうしの相互指摘がすすんでいる」「工程作業の見直しやロケーションと導線の改善などで生産性がアップし、数年前は、小松菜は1日あたり500~600袋の生産量だったが、今では二倍以上の生産ができている」「圃場では毎月、来月の作業内容を示し、その作業をするにあたって気を付けることの危険予知トレーニングを実施している」3.指摘事項の概要①主な指摘事項「労働安全衛生のリスクアセスメントの改定が一部でできていない」「発生の可能性は低くても被害の程度が大きい高所作業における転落のリスクが特定されていなかった」「作業手順が変わっているが手順書の変更ができていなかった」「宅配の折り畳みコンテナの洗浄をしている作業台のパレットの滑り止めの対策がルール通りにできていなかった」「物流センターの土手部分にビニール袋などのゴミが多くみられた。確認すると、土手部分は物流センターの美化活動の対象に入っていなかった。(いずみ市民生協のへの指摘事項)」3.指摘事項の概要①主な指摘事項「圃場内における車輛・重機・管理機は都度整備を行っているが、トラクターなどで点検・整備表の記載(記録)が一部で漏れていた」「衛生管理のルールをとりまとめた工程管理マニュアルの実践ができているかの点検を月1回、社長や専務が実施していることは評価できるが、次の段階へのステップアップとして、他の社員が順番で点検できる体制づくりをすすめてはどうか」「農地法などの各種法令等に基づく、助成金や交付金の取得に必要な書類、提出先、納期などについての知識が属人化している」実施期間 3月5日実施期間 3月12日(株)いずみエコロジーファームの労働安全衛生等の内部監査報告1.監査目的①労働安全衛生マネジメントガイドのPDCAサイクルが回っているか。②安全で働きやすい職場が実現できているのか。③仕事に伴う法令やリスクへの対応が適切にできているか2.指摘件数 12件(不適合0件、要改善・検討5件、監査メモ3件、プラスの指摘4件)(株)ハートコープいずみの労働安全衛生等の内部監査報告1.監査目的①労働安全衛生マネジメントシステムが適切に運用されているか。②安全で働きやすい職場が実現できているのか。③法令リスク及び事業リスクへの対応状況の確認。2.指摘件数 8件(不適合0件、要改善・検討3件、プラスの指摘3件、いずみ市民生協への指摘1件、コンシェルジュへの指摘1件)

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