CSRレポート2021年版
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7つの社会的責任築く責任取引先と健全な協力関係をCONTENTS社会的責任評価ダイジェスト特集社会的責任懇談会《2020年度》SDGsへのとりくみのまとめ関する対応状況新型コロナウイルス感染症に2030年ビジョン心の交流はどこにいてもできるんだね!お取引先と公正な取引を行い、よりよい商品・サービスを実現するために、協力・共同の関係づくりをすすめています。16お取引先の選定や取引が公正に行われるようにルールを定め、定期的に点検を実施しています。お取引先には、生協側に不正があった場合に通報する、いずみ市民生協が契約する外部窓口の利用案内もしています。例年、「産地を訪ねる旅プラン」や、産地工場見学などに多数の組合員の参加がありましたが、2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大のため、実施できませんでした。代わりに、紀ノ川農協さまと「オンライン産地交流会」を開催し、37人の参加がありました。VOICE環境に配慮した畜産をめざして株式会社すすき牧場 代表取締役 薄 一郎さん大阪いずみ市民生協のみなさん。いつもご利用いただきありがとうございます。コロナ禍でみなさんにお会いできないのが残念です。組合員さんと直接交流ができることが「産直」の楽しみでした。今までのスタイルでの交流が困難になってしまいましたが、コロナ禍でも可能な“新しいカタチ”の交流を作っていかなければならないと思っております。今後は、ウェブでの交流やSNSを使ったとりくみでできる“新しいカタチ”の「産地交流」をみなさんとすすめていければと思います。また、地球環境の変化が私たちの生活にも大きな影響を及ぼしていますが、自分たちにできることからとりくんでいかなければならないと考えております。食用米の生産を休止した水田での飼料米の契約栽培や食品工場から出るおからや焼酎かす、酒かすなどを飼料として利用することが地域の資源循環につながり、また、長期保存のために発酵させた飼料は乳酸菌が豊富で、牛の免疫力を高め疾病に対する抵抗力を高める働きがあり、牛肉の肉質の改善にも効果があります。地域にある飼料原料を有効に活用した肉牛経営にとりくみ、原料の国産調達比率を上げ、地域にとって存在意義のある牧場をめざしたいと思います。これからもよろしくお願いします。一昨年の産地を訪ねる旅プランのようすオンライン産地交流会の一場面7つの社会的責任■取引先と健全な協力関係を築く責任産直産地2お取引先の公正な選定・公正な取引の実現お取引先とのよりよい関係の構築組合員と生産者が交流する機会を持ち、ともに「産直商品」を育んでいます。93産地183品目

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