CSRレポート2021年版
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7つの社会的責任健全で強い事業経営を築く責任CONTENTS社会的責任評価ダイジェスト特集社会的責任懇談会《2020年度》SDGsへのとりくみのまとめ関する対応状況新型コロナウイルス感染症に2030年ビジョン項 目重大人身事故重大人身事故の発生はありませんでしたが、指標とする加害事故の発生件数が超過しました。安全運転指導を強化しています。宅配部門は充足してきましたが、福祉部門や店舗部門の定時職員などで、定員に満たない部門もあり、改善をすすめています。36協定の順守、サービス残業の撲滅、メンタルヘルス、ハラスメントなどの発生防止にとりくみ、概ね前進しました。新型コロナウイルス感染症対策がメイン課題となりました。感染防止マニュアルをつど最新のものに改定し、対策を強化しています。基幹事業である宅配事業の成長性と収益性の改革にとりくんでいます。需要の伸びから事業伸長しましたが、改革計画は進行中です。人員の確保   労務管理福祉施設内での感染症宅配事業の構造的改革管理リスクの進捗状況30■2020年度の全社的重点管理リスク「内部統制システムに関する基本方針」を定め、「仕事の効率化」「財務報告の信頼性」「事業活動に関わる法令などの順守」「資産の保全」をすすめています。「個人情報取扱規程」を、いずみ市民生協グループ統一のものとして整理しました。あわせて、「情報セキュリティ管理規程」などの整理をすすめました。「財務報告信頼プログラム」を定め、「財務報告品質委員会」を四半期ごとに開催して、財務報告に関連した業務の改善をすすめています。「職員・社員ハンドBOOK」を第2版に改定しましたマネジャーが相互に仕事を点検しあう、マネジメントシステム監査のようす近畿地方整備局・堺市合同総合防災訓練に参加した際のようす7つの社会的責任■健全で強い事業経営を築く責任7確かな仕事をすすめ、組合員から負託された経営責任を果たします。リスク管理いずみ市民生協グループで、毎年リスクの洗い出し・評価の見直しを行っています。特定したリスクは、優先順位をつけて対策を講じています。四半期ごとに、いずみ市民生協グループの「リスク管理委員会」を開催し、全社的重点管理リスクの低減に向けて、進捗管理を行っています。コンプライアンス法務担当を2名配置し、契約書審査や法務相談、コンプライアンス点検をすすめています。2020年度は、下請法と労務管理の点検を強化しました。コンプライアンス関連の内容を含むテキストとして、「職員・社員ハンドBOOK」と「マネジャーハンドBOOK」を作成し、学習をすすめています。ハラスメントに関して、グループ会社ごとに学習会を開催しました。内部統制システム事業継続大規模震災、台風・豪雨などへの対応手順を「事業継続ガイド」に定めています。新型コロナウイルス感染症については、この度の対応を踏まえて新たに策定しました。いずれの「ガイド」も毎年見直しを行っています。各事業所に備蓄品を配置し、安否確認訓練や防災週間での啓発をすすめています。例年開催している、大規模震災に備えた全体訓練は、新型コロナウイルス感染症の拡大により開催できず、代わりに東日本大震災の語り継ぎ動画の学習などをすすめました。*新型コロナウイルス感染症への対応は、P.11をご覧ください。情報資産の管理財務報告の信頼性

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