サステナビリティレポート 2024
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leuoy-kThnattホール入り口ののぼり「グッドごはん」の食品提供のようすいずみ市民生協では、「つながりのあるまちづくりへの参加方針」および「子どもの貧困問題に対するとりくみ方針」を定め、「とまとちゃん福祉基金」を創設し、子ども食堂や学習支援、子どもの居場所づくりなどを行う地域団体の活動を支援しています。堺東本部の1階とまとちゃんホールを、認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが、「グッドごはん」の取り組みを行う場所として提供しています。「グッドごはん」とは、困窮するひとり親世帯に月に一度、約1万円分の食品を提供する取り組みです。このほか、行政やNPOの学習支援や教育活動などにも貸し出ししています。子どもの貧困問題に対する支援として、いずみ市民生協の施設・設備の貸し出しを行っています。子どもを中心に困窮の改善をすすめる地域団体などを支援するため、組合員やお取引先に募金を呼びかけ、基金を設立しています。法人サポーター1,400,000円(サポーター登録62社)組合員サポーター9,723,200円(サポーター登録のべ30,108人)活動地域:堺市北区夏休み募金592,192円(2023年7〜8月実施)冬休み募金1,545,272円(2023年1月実施)総額その他138,959円書き損じ書き損じはがき募金はがき募金12,066,204円(2023年1〜3月実施)Voice「グッドごはん」の活動ができる場所について堺市に相談したところ、いずみ市民生協を紹介され、2022年5月より月一回、こちらで活動しています。関西地区では、2024年4月時点でおよそ1500人の方が利用されており、いずみ市民生協の会場でも、毎回約70〜80人の方がこられます。支援の対象は、18歳未満のお子さんをもつひとり親家庭が対象で、インターネットや口コミなどでこの取り組みを知り、ネットで申し込んで利用されています。食品は寄付で賄っており、主食となるものやレトルト食品、缶詰、飲料やお菓子など様々なものを1セットにしてお渡しします。特に、お米が入っていることが喜ばれています。コロナ禍はいったん収まったものの物価高騰もあり、月を追うごとに支援の希望者は増え続けています。この取り組みを維持していくために、寄付の輪や、仕分けや受け渡しを手伝ってくれるボランティアの輪が広がるように努めています。認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン 国内事業部 明石 彩さんご支援のおかげで、よりよい子どもの居場所に!今年度のとまとちゃん福祉基金は、子ども食堂の弁当箱代、消耗品などに活用させていただきました。おかげで、のべ11,318人の子どもをはじめ、合今年度のとまとちゃん福祉基金は、子ども食堂の弁当箱代、消耗品などに活用させていただきました。おかげで、のべ11,318人の子どもをはじめ、合計13,352人の食事を提供することができました。消耗品費は、子どもの居場所の子どもたちのための塗り絵、折り紙の作り方の印刷、子ども図書館のラベル印刷の費用とさせていただきました。みなさまのご支援のおかげで、よりよい子どもの居場所にすることができました。本当にありがとうございました。er21支援団体から届いた感謝のメッセージ特定非営利活動法人 モモの木支援の内容●Aコース 54団体/支援総額14,867,522円弁当や食品、衛生品等の配布活動を含む、子どもの居場所づくり活動で、月一回以上定期的に実施する活動を支援しました。●Bコース 5団体/支援総額495,000円学用品等の支援。単発・一定期間に集中して実施する子ども対象の活動。また、Aコースに該当する活動実施に向けた準備活動を支援しました。●Cコース 4団体/支援総額198,000円子どもの居場所のための資金づくり、ボランティア補充・育成のための活動を支援しました。25,465,827円25,465,827円支援総額 約1,556万円募金総額 約2,546万円2023年度 63団体へ2023年1〜12月に寄せられたとまとちゃん福祉基金施設・設備の活用

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