他生協で先行事例があり、仕分けをホームレスの方が行うことで彼らの自立支援にもなっています。いずみ市民生協の場合はこども服のみで、ハートコープいずみの社員が仕分けをしていますが、とても良い取り組みです。ただ、市販のこども服も安くなっており、価格設定について見直しが必要ではないでしょうか。専務「おむつ定期便」は、孤立しがちな子育ての支援が主大阪大学教授 大阪いずみ市民生活協同組合理事大阪いずみ市民生活協同組合理事大阪いずみ市民生活協同組合理事大阪いずみ市民生活協同組合理事大阪いずみ市民生活協同組合理事いずみ市民生協では、2008年より社会的責任検討委員会を立ち上げ、2013年度からは社会的責任評価委員会として開催してまいりました。委員会では、外部有識者の方を中心に、いかに社会的責任を果たすべきかのご意見を頂戴し、事業や活動に反映してまいりました。2020年度からは、社会的責任懇談会として、それぞれの専門的な立場からより自由にご意見をいただける場にあらためました。今回は、いずみ市民生協の社会的責任に関する取り組みに加えて、「社会的責任基本方針」を「サステナビリティ基本方針」に改定することについて、ご意見をいただきました。富田林市見守りおむつ定期便出発式のようするんるんる〜ぷの店頭販売のようす■2023年度 社会的責任懇談会メンバー(順不同、敬称略)杉本 貴志黒澤 正一加藤 祥子小崎 俊司赤羽 真紀子関西大学教授早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員サステナ・デア・ジャパン・オフィス代表大阪府立大学名誉教授CSRアジア日本代表平川 秀幸坂井 勝恵■川 佐和子椿原 雅子花田 尚実05懇談会で交わされた主な質疑応答おむつ定期便とこども服のリユース事業について委員「おむつ定期便」は、他県でも生協がかかわる先行事例があり、良い取り組みだと思います。この取り組みは、児童虐待の痛ましい事案が背景となっていますが、本来は子育て層への支援が目的です。子育てに悩む世代に、先輩の子育て世代から声をかけることは、とても生協らしい取り組みだということを忘れずにすすめてほしいと思います。「るんるんる〜ぷ(こども服のリユース事業)」についても、1この間のとりくみについて特集社会的責任懇談会を開催しました生協は協同するための組織。活動をすすめて、社会的責任の発揮を
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