品質保証レポート2022
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●新任バイヤー対象に工場点検についての学習会を実施しました。●農・畜産の産直商品は日本生協連の適正農業規範をもとに引き続き点検をすすめます。水産物は適正水産規範に対応できるよう準備をすすめていきます。2021年度の不適合は177件でした。不適合に関しては、管理基準の逸脱があった場合は処置を行い、必要に応じて同様の基準外が発生しないための本質改善として是正処置を行います。2020年度重点管理項目の合計は155件でしたが、2021年度は177件で22件増加しました。【学習内容】①工場点検の視点 (点検者のスタンス 一般衛生管理と工程管理 工場を見る視点等)②指定原料トレサビリティー点検について③微生物管理の一般知識 (食品と微生物 最近の種類と性質 微生物基準等)含みます。561016230911620031740177商品事故管理検査管理店舗管理物流センター食品工場合計※上記の「金属・プラスチック片の商品混入発生申告」は、申告数あり・調査結果で問題なしとなる数を重点管理項目金属・プラスチック片の商品混入発生(身体被害なし含む)複数発生商品事故(同企画で3回)の発生食品衛生法違反(微生物)食品衛生法違反(農薬、食添、動物医薬)微生物管理基準(不合格ライン)違反ラベル張り間違いによるアレルゲン・産地等の表示ミス賞味期限・消費期限切れ商品の販売店内加工品への毛髪混入店内加工品への加工備品の混入(輪ゴムなど)ピック時に昆虫・ゴミ・仕分け器具の混入カッターで箱開梱時に商品を破袋させる外気温上昇による品温異常商品苦情(食品工場起因の商品事故)製造事故(食品工場内部で発生した是正対象事故)ルール・手順に対しての違反(2021年4月~2022年3月末)不適合件数いずみ品質保証レポート2食品安全プログラム重点管理項目不適合商品調達からお届け、その後の対応など、すべての工程で品質管理や安全管理に必要な項目を明確にし、重大事故が起こる前の防止対策として重点管理項目を監視しています。また、重点管理項目は年度ごとに見直しを行っています。前進点●フードディフェンスとして、商品が通常では考えにくい異臭等ないか判断する能力を向上させるため、「臭気判定訓練」を定期的に行っています。宅配商品部バイヤー、店舗バイヤーを対象に臭気判定訓練を実施しました。一般知識に加え、実際に臭気判定トレーニングを行い、理解を深めました。今後の課題●遺伝子組み換え食品の任意表示制度が改訂されることをうけ、「食品表示管理基準」の改定をすすめます。2021年度報告

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