品質保証レポート2022
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5いずみ品質保証レポート※1ppm=1/100万※集約件数は商品事故件数ではなくお申し出をいただいた件数です。異物混入のお申し出についても混入箇所は食品工場以外にご家庭での混入なども含んでいます。生協の担当者がお申し出内容を正確に聞き取ります。内容は受付カードに詳しく記入します。お預かりしたお申し出品とカードを本部(品質管理部)に送ります。事由異物混入腐敗・カビにおい異常味異常変色量目容器・包装スキントラブル人体被害合計件数8791021572218711120539882,544品質管理部では、お申し出現品を確認して、調査依頼先を確定します。確定した取引先などへ送付します。発生率(ppm)2020年度対比組合員さんのお申し出はすべてこの手順で調査されています。4.3 0.5 0.8 1.1 0.4 0.5 1.0 0.2 0.4 12.4 (2021年4月〜2022年3月)83.2%85.7%59.5%86.0%66.9%118.1%88.7%61.9%70.4%82.8%基本は、品質管理部よりその商品を製造した取引先に現品を送付して原因調査と改善案の報告を受けます。場合によっては、生協内の物流センター、店舗や商品検査センターにも調査・検査を依頼します。[お申し出事由の割合]「異物混入」のうち、「金属混入」のお申し出は35件ありました。うち、「歯の詰めもの」のお申し出は7件ありました。しかし、調査結果から、「製造起因」となる案件はありませんでした。(事例)お申し出:「雑煮を作りお餅を食べたところ、違和感があり口から出してみると金属片が出てきた。」調査結果:製造起因ではありませんでした。人体被害 3%スキントラブル 1%性能・機能 3%容器・包装 8%量目 4%品質管理部では、取引先より原因調査報告と改善案報告を受けて、再発防止策が有効かなどその適切性を判断します。場合により、その商品の製造工場点検を行います。その他23%変色 3%歯の詰め物①異物混入35%腐敗・カビ 4%臭異常 6%味異常 9%歯の詰め物②取引先より受けた調査報告書(回答)を配送時や店舗で組合員にお届けします。宅配利用者で希望される方には郵送にて回答をお届けしています。人命および被害拡大防止を大前提として、お申し出の受付から、調査、回答まで、組合員に満足していただけることを最大の目的として対応をすすめます。商品事故のお申し出は、メーカー指導や工場の品質レベルの向上、商品改善に生かされています。生協の活動において、組合員からのお申し出におこたえして、よりよい品質の商品作りに生かす活動は生協の生命線であると考えています。お申出で最も多いのは「異物混入」のお申し出で、全体の34.6%を占めています。前年比83.2%となりました。2021年度 商品事故調査依頼 お申し出状況お申し出対応の流れお申し出受 付調査・原因究明対応・改善ご報告2021年度報告商品事故のお申し出

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