検査割合81.8%7.9%5.68%0.97%1.04%0.55%0.43%0.32%0.55%0.26%0.36%0.14%0.02%100%臭気検査の結果コープ・ラボでの臭気検査の結果、2-メチルイソボルネオール(2-MIB)(カビ臭)、ジェオスミン(カビ臭)が検出されました。2-MIB、ジェオスミンは、放線菌や藻などによって産生され、土壌に多く存在しています。放線菌自体は作物にとって重要な菌ですが、多雨などの天候不順により放線菌が死滅し、その体内から2-MIB、ジェオスミンが土壌中に放出されたものをかぼちゃが土壌から吸い上げて、かぼちゃ中に残存することになった可能性が高いと考えられました。食品添加物 6%残留農薬 8%放射性物質 1%その他 3%微生物 82%件数20,0801,9391,39523825513410578134638834624,549(2023年4月〜2024年3月)微生物残留農薬食品添加物放射性物質特定原材料臭気物質ヒスタミンPCR微量元素総水銀カドミウム動物用医薬品異物合計食品をお届けする上で最もこわいのは食中毒です。死亡や重大な健康被害につながります。コープ・ラボでの検査も8割以上は食中毒を防ぐための微生物検査です。いずみ品質保証レポート4お申し出内容調理時に、カビのようなにおいがしました。何のにおいで、何が原因なのかを調べてほしいです。検査機能の充実をすすめました。●異物特定検査を開始しました。お申し出品を中心に、商品に混入していた異物の特定を行なうための機器を導入しました。組成分析から異物の特定を行い、原因の究明に役立てます。●産地判別検査を充実させました。産地判別検査では、検査可能な16品目のうち、産地偽装の高リスク商品を対象に科学的検証として13品目(梅、わかめ、たまねぎ、にんにく、うなぎ、あさり、しょうが、里芋、乾しいたけ、牡蠣、ごぼう、長ねぎ、落花生)の検査を実施しました。●最新機器を導入しました。確かな検査結果を維持するために、残留農薬検査で使用する「ガスクロマトグラフィー質量分析装置」と重金属検査で使用する「水銀測定装置」を最新機器に更新し、微生物検査で使用する「マトリックス支援レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置」を新たに導入しました。●臭気検査お申し出品を中心に2023年度は134件(コープきんき内の生協分を含む)の臭気検査を実施し、内102件で臭気原因物質を特定し、原因の究明に役立てました。特徴的な臭気検査2023年度報告2023年度 コープ・ラボ検査数 年間24,549件の検査を実施しました検査の内訳検査項目前進点かぼちゃ
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