いずみ品質保証レポート2025【2024年度報告】
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●消費者目線で「農薬や添加物は一切使わないことが望ましい」と思っていました。流通の規模の変化や安定した供給を考えると、管理された薬品を使うことで安定した生産や流通ができて、その恩恵は生産者のみならず消費者にもあることに気付きました。事が理解できました。2024年度からの継続的な取り組みとして、2025年度は「わかやま市民生協本部 E*KAOホール」にて開催します。アピエでは毎月「品質管理だより」を発行しています。商品の検査結果を掲載し、不適合情報についても公開しています。また、いずみ市民生協の基準やルール、商品の不安の声に対しても情報発信を行っています。2024年度は、『知っておきたい食品安全のキホン』として、食品添加物、食中毒予防、HACCP、健康食品などの情報について、取り組みを含め紹介しました。▲開催当日のようすいずみ品質保証レポート10食の安全についての組合員コミュニケーション企画「食の安全交流会&商品試食会」食の安全の取り組みについて、組合員のみなさんと意見交流を行うリスクコミュニケーションの一環として継続して開催しています。この交流会でいただいたご意見は、次年度の取り組みにいかしていきます。2024年度は、東大阪市・堺市の2会場で実施し、47名が参加しました。〈内容〉●2023年度 いずみ市民生協の食の安全の取り組みについて報告●商品検査センター、たべる*たいせつミュージアムの紹介●食の安全についての意見交流〈参加者から寄せられた主な意見〉●他の組合員さんの質問で自分が知りたかったことがあり、参考になりました。昔の知識のままアップデートされてなかったと思い、反省しました。●「添加物=危ない」ではない、きちんと知ることが大切であるということがわかりました。また「〇〇が危険」「〇〇が効く」などの目立ちやすい言葉に惑わされないようにしないといけないと分かりました。2025年度は5月17日(土)いずみ市民生協堺東本部、5月26日(月)岸和田市「南海浪切ホール」にて開催予定です。市民連続講座「食の安全 情報アップデート」/食の安全コミュニケーター育成コース食品のリスクについて正しく理解し、正しい情報を伝えることができる人材を育成する市民連続講座(全6回)を開催しました。消費者庁と食品安全委員会、大阪府、和歌山県、日本生協連などに協力いただき、38名が育成コースに登録され、講座には280名が参加しました。(のべ視聴回数635回)〈参加者から寄せられた主な意見〉●食品中の化学物質については、ルールが守られていれば健康に問題ない広報誌アピエ情報公開・組合員コミュニケーション

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