いずみ品質保証レポート2025【2024年度報告】
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●商品事故受付前に発生する組合員サービスセンターの情報から、危害性、拡散性の可能性、クライシスに発展する可能性の案●店舗ラベルの貼付ミスを防止するために、コンシェルジュと連携して手順動画や教育システムの構築を進めました。●食品安全プログラムのとりくみを推進しました。25人の職員がクライシス対応訓練に参加し、「クライシス管理プログラム」の●2025年度から、産直の水産物について「適正水産規範」を活用し、運用と監視を進めていきます。●食の安全に関する情報提供について、組合員が不安に感じていることや関心事に対して、正しい知識を身につけていただくために、わかりやすい広報を進めます。2024年度の不適合は224件でした。不適合に関しては、管理基準の逸脱があった場合は処置を行い、必要に応じて同様の基準外が発生しないための本質改善として是正処置を行います。2023年度重点管理項目の合計は194件でしたが、2024年度は224件で30件増加しました。件がないかを日々データ化して監視をすすめました。あわせてインターネットのクチコミ内容の点検・監視も行いました。見直しをすすめました。毎日確認している予兆データ店舗ラベル貼付手順動画の一部金属・プラスティク片の商品混入発生(身体被害なし含む)複数発生商品事故(同企画で3回)の発生食品衛生法違反(微生物)食品衛生法違反(農薬、食添、動物医薬)微生物管理基準(不合格ライン)違反店舗加工品の裏面表示間違い(添加物・アレルゲン)賞味期限・消費期限切れ商品の販売店内加工品への毛髪混入店内加工品への加工備品の混入(輪ゴムなど)POP等店内アレルゲン表示間違いピック時に昆虫・ゴミ・仕分け器具の混入カッターで箱開梱時に商品を破袋させる外気温上昇による品温異常商品苦情(食品工場起因の商品事故)製造不良品(食品工場内の製造工程で発生した不良品)ルール・手順に対しての違反クライシス対応訓練の様子491014648021430000335130224いずみ品質保証レポート商品事故管理検査管理店舗管理物流センター食品工場その他合計※上記の「金属・プラスチック片の商品混入発生」の申告は、調査結果で問題なしとなる数を含みます。重点管理項目(2023年4月~2024年3月末)不適合件数2食品安全プログラム重点管理項目不適合商品調達からお届け、その後の対応など、すべての工程で品質管理や安全管理に必要な項目を明確にし、重大事故が起こる前の防止対策として重点管理項目を監視しています。また、重点管理項目は年度ごとに見直しを行っています。2024年度報告前進点今後の課題●コールセンター情報から危険性や拡散性、クライシスの可能性がある案件を抽出・監視する仕組みを効率化し、データ抽出の精度を向上させます。また、職員の判断のブレをなくすための教育を進め、重大事故の拡散を防ぐための予兆管理を強化します。

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