コープ共済 子どもに多いケガの予防と手当て
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ほんの数センチの深さの水でも、幼い子どもは溺れてしまいます。子どもが2歳になるまでは、浴槽に湯を残さないようにしましょう。お湯が張ってあるときは、必ずふたをしておきます。浴室は溺水のほか、やけどや滑って転倒するなど危険が多いので、簡単に出入りできないようドアに鍵をかけるなどの工夫も大切です。歩けるようになれば、そのうち一人で鍵を開けて、ベランダに出てしまうようになります。ベランダから転落しないよう、柵の近くにはエアコンの室外機など踏み台になりそうな物は置かないようにしましょう。降り口だけでなく上り口にも、子どもが入れないような工夫をしましょう。たばこ1本が小さな子どもには致死量です。他にも子どもが飲み込みそうなものが、手の届くところにないかチェックしましょう。参考にしてください。この円の中を通るものは、ほぼ3歳児の口に入る大きさです。6知っておきたい、子どもの事故(ケガ)の傾向と予防リビング浴室ベランダ階段生命にかかわる事故を防ぐ

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