機関誌いずみ 2023年4月号
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A上の前歯の歯と歯の間上の前歯は唾液が届きにくく汚れが溜まりやすいため、歯と歯の間にしっかり毛先を入れて丁寧にみがくことがポイント。C奥歯と歯の境目は歯ブラシが届きにくいので汚れが溜まりやすい部分。口を閉じ気味にすると歯ブラシが奥まで入りやすくなります。D奥歯の溝は食べかすがつきやすく、唾液でも流れにくいので丁寧にブラッシングをすることをおすすめします。歯のみがき方講座〜みがき残しに BCDCCDC4大人が子どもに行うケアのこと。歯と歯の境目は歯垢が溜まりやすくみがき残しがいっぱい。毛先が歯と歯ぐきの境目にきちんと届いているかを要チェック。子どもの頃からオーラルケアを習慣づけることはとても大切です。そのために、  大人が子どものためにできることを考えてみましょう。BABA上下の前歯の歯と歯ぐきの境目奥歯の歯と歯の間奥歯の溝の部分なりやすい部分はどこ?〜歯みがき習慣の大切さを伝える 乳歯が生え揃ってきたら家族で歯みがきをしている姿を見せましょう。トレーニング用の歯ブラシを与えて、歯ブラシ感覚に慣れさせることも大事です。歯みがきを楽しい時間に 力が少し強くて痛かったり、一生懸命になりすぎて険しい顔をしていませんか?上唇の裏にヒダがありここに歯ブラシが当たると痛いので指でちょっと押さえて磨いてください。音楽をかけたり、歯医者さんごっこをするなど、少しユーモアを加えることもポイントです。小学校低学年までは仕上げみがき※を 永久歯列が完了するまで、週に一度は仕上げみがきをすることをおすすめします。※仕上げみがき…みがき残しを防ぎ、健康な歯を保つため、歯医者さんに慣れさせる 子どもの歯は虫歯になりやすく進行が早いので、歯科検診を定期的に受けることをおすすめします。初めての歯医者が虫歯治療だと恐いイメージになりがちですし、初期の虫歯や噛み合わせの問題なども早期発見することもできます。フッ素を取り入れた歯みがきを 子どもの歯を健康に保つためには、ブラッシングに加えてフッ素を取り入れることも効果的です。ブクブクうがいができるようになったら、フッ素入りのジェルや歯みがき粉を使った虫歯予防をスタートさせましょう。毎日使うほど効果的で、フッ素を口に残すことで虫歯予防になりますよ。 歯科医院では、医薬品で高濃度のフッ素配合タイプが使われます。定期検診などで、フッ素塗布について歯科医師に相談しましょう。子どもにきちんと伝えたい正しいオーラルケア

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