機関誌いずみ 2023年5月号
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▶喪主▶戒名▶費用 など▶資格・免許など▶これまでの人生の思い出▶これから▶家系図▶家族・親族の氏名・住所▶友人の氏名・住所 など 遺産分割の話し合いで揉めることがないため、余計な専門家費用が発生しません。また、スムーズに相続手続が行われるので、遺された家族への費用・時間面の負担が大きく軽減されます。やっておきたいことなった時の看病について▶病名・余命の告知 など 遺産分割の内容を一から話し合うため、さまざまな手続きによる時間や費用も多くかかってしまいます。また、遺族間の争いの原因にも繋がりかねません。形式・規模・祭壇4自身のこと▶生年月日▶住所▶出生地▶本籍地▶両親・兄弟の名前▶プロフィール▶職歴 その他、お墓や法事のこと、財産のことなども記載しておくといいでしょう。エンディングノートには法的効力はありませんが、書店などで気軽に購入でき、何度も見直し、書き直しができる終活アイテムとして活用されています。※「コープの葬祭」では、セミナーに参加された方や資料請求をされた方にエンディングノートをお渡ししています。健康のこと▶血液型▶かかりつけの病院▶成年後見人▶認知症や寝たきりに葬儀のこと▶宗教・宗派について▶葬儀の 遺言書とは、自分の死後の財産の行き先などを、生前に決めておくための文書のことです。一般的には「遺言書」=「お金持ちしか関係ない」というイメージが優先されますが、昨今では相続人以外に財産を残したい、寄付したいということで遺言書を作成される方が増えてきています。また、相続手続きをスムーズに進めるためには「遺言書は必須」と言っても過言ではなく、遺された家族への“思いやり” に繋がる重要なものなのです。 エンディングノートとは、その名の通り「人生の終末」を記したノートのことです。“いつ何をすべきか”や“最後はどうあるべきか”などの計画を具体的に書いたものです。エンディングノートは「遺された家族に迷惑をかけない」ということだけでなく、自身が残りの人生を健やかに、心地よく過ごすための人生の整理ツールとしても欠かせないものです。家族や親族と話しながら書いていくことで、コミュニケーションの向上にもつながります。 エンディングノートは、一般的には以下のような内容となっています。遺言書がある場合エンディングノートの一般的な内容遺言書がない場合遺言書って書いておいたほうがいいの?エンディングノートはご家族とのコミュニケーションツールにも!

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