QQ3今月の特集久米島上海台北石垣島久米島美ら海環境基金贈呈式のようす2022年度は809,508円(うちいずみ市民生協より693,210円)を寄付しました。福岡鹿児島那覇沖縄本島宮古島島産太もずく”が商品化され、今は定番で6品目を販売しています。 産直登録のきっかけですが、いずみ市民生協では職員研修で久米島を訪問するという話を聞き、「商品も販売しているし、ぜひこの縁を繋げたい」とアプローチしました。その中で「久米島産のもずくを購入していただいた中から基金を貯めて、環境に役立てませんか?」という提案が通り、久米島美ら海環境基金(※)が始まりました。このご縁がきっかけで、2014年にいずみ市民生協の水産部門第一号の産直登録となりました。 産直のイベントや学習会に参加した時に組合員さんから「あの環境基金の久米島産もずくですよね!」と声をかけられることが多く、認知度も高まってきていると実感しています。に島外の方にこんなに協力していただき、一緒に活動ができている。こんなうれしいことはないし、モチベーションも上がります。特に直接、組合員さんとお話ができる機会があるのはありがたい。これからもこの関係を大切にしていきたいと思っています。海産物のきむらや・竹本さん 海産物のきむらやと、久米島漁協との直接の取引が始まったのが2008年10月。いずみ市民生協でも“久米島産味付糸もずく”の販売を開始しました。2011年7月には“久米久米島漁業協同組合・田端組合長 組合員さんと交流でき、直接声を聞けることです。生産者として、久米島もずくを褒めてもらえるのは本当にうれしいです。基金については、久米島の海の環境のため久米島漁業協同組合・譜久里参事 4年ぶりに産地交流をして、みなさんと顔を見て話ができたのが本当にうれしかったです。もずくを食べていただいてみなさんの「おいしい」という言葉と表情を見られて幸せでした。コロナ禍もオンラインで学習会等は開催していましたが、オンラインでは得られない感覚がありました。産直登録までのエピソードを教えてください。産直でよかったことを教えてください。久米島美ら海環境基金とは?久米島美ら海環境基金は、おいしいもずくを育てるための海づくりを目的とした環境基金として2014年に設立されました。コープの宅配・お店で購入された久米島産もずく1パックにつき3円を、いずみ市民生協、わかやま市民生協、製造元である(株)海産物のきむらやで協力して積み立てています。寄付金は、海岸の漂着ゴミなどの除去、赤土の流出を防止するベチバー(イネ科の植物)の植え付けなど、環境保全活動に活用されます。もずくを食べることで、久米島の環境を守り、安全・安心なもずく作りにつながります。産直としての誇り〜組合員からの言葉がうれしい〜
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