学習会のようすYouTubeチャンネル「とまとチャンネル」で公開中。学習した商品を産直委員会とは?組合員で構成され、毎月1回、産直商品のことを学び、商品を広めるための企画づくりに取り組んでいます。YouTube産直委員会編はこちらいずみ市民生協で有機栽培などの商品を増やす予定はありますか?いずみ市民生協として有機栽培や特別栽培を積極的に増やす方針はありません。品揃えを行い、ご要望の商品が選べる売場づくりをめざしていきます。国として、有機農業の面積を増やす方針(みどりの食料システム戦略)はありますが、すぐには増えそうにはありません。(面積目標25% 2019年度 0.32%)農薬についての今後の課題はありますか?農薬が人に与える影響については、十分検証され、評価されていますが、生物への影響についての評価はまだ不十分です。国として基準の整理が必要です。9今回の学習した内容をいかし、これからも産直商品の普及に努めます! 特に日本は…このような現状があります。 ・高温多湿で病害虫が発生しやすい ・農地面積が限られている (密植) ・農業従事者は年々減り、ますます高齢化▶ 標的外の生物 (人間を含む) を守るために、より安全守られていれば、健康に悪影響が出ることはありません。2018年の農薬取締法の改正により再評価制度が始まり、15年ごとに安全性が再評価されることになりました。▶ 再評価にあたっては、 ・農薬メーカーは最新の国際的に合意された毒性試験のガイドラインに則ったデータの提出が求められます。 ・行政もその時の最新の科学的知見に基づいて評価を行います。■学習会で学んだこと▶ 農薬は、品質のよい農作物を効率よく安定的に生産し、なるべくコストを抑え、市場に供給するために使われています。な農薬が開発されたり、法令が整備されています。▶ 食品の安全確保のために ・農薬はそれぞれに残留基準が定められています。 ・農薬を適正に使えば残留基準を超えることはなく、残留基準が「農薬の今とコープの産直を考える」学習会に参加しました!講師:日本生活協同組合連合会 品質保証本部 安全政策推進室 早川 敏幸さん産直委員会だより
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