機関誌いずみ 2023年11月号
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■きゅうりの圃場見学と収穫体験 きゅうりの収穫体験をしたり、きゅうりについての質問にお答えいただいたり、交流を深めました。■産直委員さんの感想 ■ 9生産者の小川さん収穫体験のようす今回の産地訪問で学んだことをもとに、今後学習資料を作成していきます。産直委員会とは?組合員で構成され、毎月1回、産直商品のことを学び、商品を広めるための企画づくりに取り組んでいます。生産者の方が、とても丁寧に一生懸命に私たちの話を聞き、そして答えて下さった姿にとても感動しました。また、担い手のいない現状に、大変危機感を覚えました。紀ノ川農協(紀ノ川農業協同組合) コープの宅配で、きゅうり、柿、ピーマン、玉ねぎなどを販売しています。 また、紀ノ川農協と、いずみ市民生協の組合員・職員ボランティアで作る「紀ノ川農縁隊(のうえんたい)」では、高齢化で担い手のいなくなった耕作放棄地の再生・持続可能な農業をめざし、耕作放棄地となっていたみかん畑を再生し、レモン畑として復活に向けて取り組んでいます。生産者の方々が前向きに一生懸命取り組んでいる姿を見て、私たちにもできることを考えていきたいと思いました。家庭菜園でもきゅうりを育てています。炒め物はしたことがなかったので試してみたいです。柿のおすすめの食べ方は?→そのままでももちろんおいしいですが、焼き柿にもぜひ挑戦してみてください!まるごと食べられるので皮ごと焼いてみてくださいね。良いきゅうりの見分け方は?→イボがしっかりあり、色ムラのないものがおいしいきゅうりです。きゅうりのおすすめの食べ方は?→きゅうりとイカの炒め物がおすすめです。しま目に皮をむいて叩いた後に一口大に切ってから塩をまぶして5〜6分おいて水気を切ります。イカとお好みの野菜ときゅうりを中華だしで炒めてお好みで一味やマヨネーズで味つけすれば完成!和歌山県・紀の川市の紀ノ川農協で、圃場見学や収穫体験を行い、 生産者との交流を深めました。■柿の圃場見学 品種や栽培方法、また、紀の川柿についての説明がありました。 「紀の川柿」は柿の品種ではなく、木に成ったまま脱渋するという特別な栽培方法でつくられた柿のことです。皮は深い紅色でその実を切ると黒い斑点のゴマ模様に驚かされますが、これが黒糖のような甘さとコクの秘密と言われています。紀ノ川農協 産地訪問産直委員会だより

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