みんなでおもちつきTOMATO居場所の玄関食卓のようすサポーター登録の詳細はこちらから10とまとちゃん福祉基金組合員サポーター随時募集子どもたちのサポートを目的とした地域での活動が広がり、継続できるよう支援します。毎月一口100円からサポートできます。地元の人たちの賛同と共感・協力で活動を継続 「ココまな」のスタートから2年。地元の企業や住民・農家の方々から、寄付金や食材、備品などの提供があり、居場所となっている空き家も、家主さんが家賃、水光熱費を無料で提供してくれるなど、活動への賛同が広がっています。「夕方から学童支援に行くので、昼間だけですが」と、ボランティアのMさん。ボランティアも現在14人になりました。 学校や社会福祉協議会、同じような境遇の子どもの居場所を支援する団体、地元の人々と結びつきながら「ココまな」の活動は継続されています。現在の登録状況は小中学生10人。NPO法人化にむけて準備をすすめています。土居さんは「法人化することで、資金面で余裕ができれば、安く気軽に参加でき、保護者どうしの交流の場など、活動の場も広げられるのでは」と、目を輝かせます。個々の学びを大切に、ココまな個々の学びを大切に、ココまな安心して行けるフリースクール安心して行けるフリースクール岸和田市春木でフリースクールと学習支援(無料)に取り組む「ココまな」。とまとちゃん福祉基金は、学校に行けない、なじめない子どもの居場所や参加しやすい学びの場を支援しています。未来へつなごう!とまとちゃん福祉基金ココまな 地域:岸和田市苦しむ子どもたちの姿を目の当たりにして 学校へ行けない、学校になじめない子どもが増えています。とまとちゃん福祉基金では、子ども食堂だけではなく、こうした子どもたちの居場所づくりをすすめる団体にも支援をしています。その一つのカタチが、不登校の子どもたちの居場所です。 一般的なフリースクールの会費(授業料)は、月額平均約33,000円、入会金は約53,000円(文部科学省調べ/令和元年)とのこと。「経済的な理由で、子どもが自分にあった学びの場を選べないのは辛い」と、代表の土居さん。「ココまな」は入会金なし、月利用料は、週1日コース8,000円、週2日コース16,000円で、欠席の場合は翌月に持ち越しできます。さらに、2023年9月からは、活動日を週3回に増やすことができました。 土居さんは4年間、公立中学校で教員を務めていましたが、「どうしても学校が合わない子どもたちの苦しそうな姿を目の当たりにして」と、この活動をはじめたきっかけを話してくれました。ヒントをもらったのは、箕面市と高槻市のフリースクールで、そこで学ぶ子どもたちの自由で伸び伸びとした明るい笑顔に、「大阪南部でも、ぜひ、そんな子どもたちの学べる場を!」と決意したそうです。
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