TOMATO夕食の風景サポーター登録の詳細はこちらから本日のお弁当にも、とまとちゃん福祉基金で購入した食材がいっぱいスタッフ・ボランティアのみなさんサニーサイドスタンダードNPO法人 Sunny Side Standard活動地域:太子町 (略称:サニスタ)10とまとちゃん福祉基金組合員サポーター随時募集子どもたちのサポートを目的とした地域での活動が広がり、継続できるよう支援します。毎月一口100円からサポートできます。子どもたちが子どもらしさを取り戻せる場として こうして過ごす時間の中で、子どもたちの問題行動やさりげない習慣から、改善すべき課題が見えてくると言います。 子どもたちが帰った夜9時から、スタッフの振り返りの時間。「このミーティングが大事なんです」と代表の森本さん。食材配布や送り迎え、居場所での子どものようすなどを共有。スタッフの目線を合わせ、作り上げる「個別支援計画」が活動の要となっています。子どもたちへのまなざしが、サニスタのこだわりです。教員をめざしていた学生ボランティアで4回生のそん孫さんは、卒業後、専門学校で学びながら、この活動に本格的に関わろうと決めています。「いつか居場所もいらない社会がくれば」と夢を抱きます。 本堂の外は、冬の寒空とお腹いっぱいになった子どもたちのはしゃぐ声。いまはこのひとときが、子どもらしさを取り戻せる週に一度の時間なのです。太子町内で、虐待や不登校など、太子町内で、虐待や不登校など、家庭内の課題に向き合う家庭内の課題に向き合うサニスタは、太子町で児童虐待や不登校、家庭内に課題のある子どもや家族を対象に、さまざまな支援活動に取り組んでいます。その一つが、とまとちゃん福祉基金が支援する、子どもたちの居場所「エンジョイラーニング」です。未来へつなごう!とまとちゃん福祉基金子どもたちの居場所「エンジョイラーニング」 毎週木曜日の夕方から夜にかけて、子どもたちが居場所へと集まってきます。浄土真宗善久寺の本堂で、居場所「エンジョイラーニング」の会場を提供しているのは、僧侶でスタッフの谷口さん。 訪問した1月下旬は、寒さの厳しい季節でしたが、「こんばんは」と、笑顔の子どもたちが迎えてくれました。「ここでははしゃぐ子たちですが、外では本当に静かなんですよ」と谷口さん。年齢以上に身構え、子どもたちは緊張して生きています。そんな子どもたちが子どもらしく過ごせる居場所にしたい、という思いでサニスタの活動は2016年にスタートしました。 夜7時、コロナ禍以降定着したお弁当を囲んで夕食。自由な会話を楽しみながらお弁当をいただきます。食後はいっしょに遊んだり、ゲームをしたり、趣味を楽しんだり、自由な時間を過ごします。
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