機関誌いずみ 2024年5月号
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興農宮崎のある宮崎県日向市は、九州の東側太平洋に面しており、温暖で温かく冬場の晴天日数が全国でもトップクラスの環境に恵まれた住みやすい土地です。 5月は産直月間です。いずみ市民生協では101の産地、178品目の産直商品を食卓にお届けしています。今回は「安藤さん達のミニトマト」や「安藤さん達のめちゃうまフルーツトマト」でおなじみ、興農宮崎の安藤さんにお話を伺いました。宮崎県日向市2お話を伺ったのは株式会社 興農宮崎 代表取締役安藤 広信様今月の特集「おいしい」という声が直接届く喜び いずみ市民生協の産直に登録して約10年になります。2月の産直産地交流会で私の隣に座られた組合員さんから「今までトマトが食べられなかったけど、興農宮崎のものはおいしくて食べてしまう」というお話が伺えました。他の組合員さんからも「食べ比べをして、安藤さんのトマトのおいしさに気づきましたよ!」と言っていただきました。そういった声を直接聞けることが、何よりの産直の喜びや良さだと実感しています。また、組合員さんが見学に来られた際には、私たちの畑でトマトの収穫体験やセンサーで糖度測定をしたり、楽しい時間が過ごせました。このように直接お会いする機会があると、組合員さんに、おいしいトマトを必ず届けたいという気持ちが大きくなります。毎年、年間出荷量の予想は至難の業ですが、きちんとお手元に届けられるよう、作り続けたいです。産直登録までの道のり思いのこもったトマトのうれしいお届け先 おいしいトマトを栽培することにひたすら邁進してきたので、商品には自信がありました。でもそのトマトをどのようにアピールして、販売していけばいいかが課題でした。私たちの希望としては“顔の見える消費者”に届けて食べていただきたい。そう思っている時に、取引先の株式会社向伸のバイヤーを通じていずみ市民生協に出会いました。「組合員さんにこのトマトを食べていただきたい」と言っていただいた時はうれしかったです。産直登録してよかったこと作る人と食べる人をつなぐ生産者の「産直」への思い第3弾

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