機関誌いずみ 2024年6月号
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3スマホは気軽に見ることができるので、外出時でも様々なアプリ(※)を使って最新の情報が得られます。道に迷ったら地図を見たり、近くにあるおいしいお店を見つけることも可能です。※アプリ:主にモバイル端末向けに特定の作業を 行うために開発されたプログラムのこと4どこにいても連絡が取れるLINEを使って世界中どこにいてもすぐに連絡を取れることや、位置情報を使って子どもの居場所が確認できること、災害の多い日本では安否確認情報を得られることもできます。2SNSで住む場所が離れてしまった友だちとも気軽に繋がることができます。また、状況の変化で家族が離れてくらす方も多いのではないでしょうか。SNSを使えば、子どもや孫と交流できたり、成長した姿もリアルタイムで感じることもできます。1依存してしまうスマホ依存に悩む方も多いのではないでしょうか。ゲームなど楽しいことに集中しすぎると、それしか刺激が得られなくなり、よりスマホに依存していきます。例えば、子どもにスマホを与える際は、スマホを持つ目的を最初にしっかり家族間で話し合うこと、使用時間などの約束事をはじめに決めておくことが大切です。また、不適切なサイトから守られるフィルタリングサービス(※)は必ずつけましょう。2SNSで投稿が炎上したり、個人のプライバシーが暴露されたり、誹謗中傷の被害に遭ったりと社会問題となっている「ネットいじめ」の被害者や加害者になることがあります。何かあったら、まずは家族や親しい人に相談してください。また、公的機関の相談窓口があることも知っておきましょう。3画面を凝視しブルーライト浴びていると、体内時計が狂い睡眠障害につながることがあります。その結果、日中に活動が低下することがあります。子どもも大人も、使用時間を決めて、規則正しい生活を心がけましょう。メリットデメリット13※フィルタリングサービスとは:子どものスマホ利用を保護者が管理し、違法・有害情報との接触から守り、安心して安全にインターネットを利用する手助けをするサービスのことです。 現在は携帯電話事業者をはじめ各社がフィルタリングサービスを提供しており、年齢や家庭のルールに応じてカスタマイズすることが可能なものもあります。【参照】 総務省 フィルタリングサービス詳しくは、P11の大阪府からのお知らせをご覧ください。※SNS炎上:過度な発言や不適切な表現の投稿に対して不特定多数から批判や誹謗中傷が殺到する状態。今月の特集遠く離れた人とつながれる情報がすぐに得られるSNSの炎上(※)や誹謗中傷健康被害スマホやSNSを使うメリット・デメリットを考えよう!親子間の新たなコミュニケーションツールに!「スマホの使い方を教えて」や「今、どんなSNSを使っているの?」など、家族団らんや親子間での会話の1つになればいいですね。また正しい情報を親世代が理解し、子どもとコミュニケーションを取り合うことも大切ではないでしょうか。コミュニケーションを普段から取っておけば、これはどうかな?と思った時に相談できる環境が築けます。

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