機関誌いずみ 2024年6月号
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①②4(例)宅配便の不在連絡を装って、URLのクリックを促すメッセージが届いた大手通販サイトを装って、未払い金請求のメッセージが届いた 位置情報を使用する際は、アプリによってオン・オフが設定できるので確認して、使い分けることが大切です。特にSNS関係のアプリは、自分の自宅や居場所が他人に特定され、ストーカー被害などの犯罪に巻き込まれる可能性があるので、すべて「オフ」にすることをおすすめします。それ以外のアプリは「使用中のみ」など使い分けましょう。※位置情報の操作は、お手持ちのスマホを確認ください。カメラも位置情報サービスの設定を! カメラにも位置情報機能があり、自宅で撮った写真に記録された位置情報から自宅が特定されてしまうという事態も起きています。撮影場所を探したい場合や、旅行先などの撮影場所で写真を分類したい場合は、とても便利です。しかし、位置情報が含まれたままの写真から情報が漏れ、犯罪に巻き込まれてしまう可能性がありますので注意しましょう。位置情報を使う理由がない場合は、設定をオフにしておきましょう。 また、写真の背景や建物から住んでいる場所、行動エリアなどが特定される場合があるので、写真をSNSにアップする際などには、映り込んでいるものにも気をつけましょう。フリーWi-Fiにむやみにつなげるのはやめましょう 街中などで無料Wi-Fiスポットが点在していますが、無料Wi-Fiは利便性を高めるために適切なセキュリティ対策が施されていないものもあります。そのため、第三者にログイン情報やクレジット情報、暗証番号などの重要な情報が流出してしまい、不正利用等の被害に遭うケースが発生しています。身に覚えのないURL(※)はアクセスしない スマホのメールやSMS(ショートメッセージ)を使った詐欺が増えています。最近では手口がどんどん巧妙化し、公式サイトと区別がつかない事例(※)も増えています。メールに記載されているURLにアクセスするだけでウイルスに感染したり、個人情報が流出するケースがあります。身に覚えのないメッセージのURLは絶対にアクセスしないことや、公式サイトからのお知らせでも、まずはホームページを確認することが大切です。※URL:Webサイトのページがどこに位置するのか示すもの。「http://」「https://」から始まる形で構成される。その1その2スマホ・SNSでやっておく大切なこと4選個人情報の流出を防ぐためにスマホの設定は、位置情報サービスを使い分けましょう湯山さんが伝えたい!

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