機関誌いずみ 2024年7月号
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●産直商品の取り扱いの拡大について 産直は、組合員の安全で、おいしい食品をというニーズに応えること、生産者と組合員との幅広い交流をすすめること、そして食料自給率向上で日本の農林水産業を応援することを目的に取り組み、現在101産地178品目となりました。2024年度は、産直商品が少ない果物と水産部門を重点に産直商品の取り扱いを増やせるようすすめてまいります。●安全・安心な商品について 多くの方が生協を利用する理由は「安全・安心な商品がほしい」です。その中には「なるべく添加物を使わない商品」「減農薬、有機栽培」などへの要望も多く、これに応えるための品ぞろえは必要と考えます。気になるものをなるべく使わない「ナチュラルプラン」のカタログは、バスケットに統合し、引き続き、原材料表示を記載しています。組合員への情報発信と対話機会を増やし、今後もよりよい品質の商品の取り扱いに努めてまいります。●いずみ市民生協オリジナル商品について 新たに開発する「コープさんシリーズ」では、エシカル消費の視点も大切に「味と価格の総合評価で組合員の80%以上の支持を得ること」を導入条件にしています。組合員の参加を大切に、2024年度は20品程度の商品開発を予定しています。●とまとちゃん福祉基金の●50周年を迎える●新しい組合員活動について コープ委員会は、自主性を大切に、商品や環境、平和、SDGsなどの学習活動やつどい等に取り組み、運営をされています。組合員の活動参加の広がりは、生協にとって極めて重要です。一方、共働き世帯が増える中、活動に参加できる組合員は年々減少しています。組合員活動委員会での議論を経て、コープ委員会の魅力を伸ばし仲間が広がるように、各エリアの活動状況をふまえて、新しい活動をスタートしています。実践と話し合い、工夫を重ね、取り組まれている委員のみなさまに、感謝と期待をしています。コープ委員会のつどいのようす統合されたナチュラルプランカタログコープさんのほどよい甘さのヨーグルトとまとちゃん福祉基金だより 2023年度の総事業高は977.5億円、経常剰余金52.5億円、ともに計画を上回ることができました。今年度も役職員一丸となって、事業と活動に邁進することをお約束し、答弁とさせていただきます。4答弁より専務理事久保 幸雄収入確保について とまとちゃん福祉基金の原資となる募金は、組合員やお取引先の協力で成り立っており、中でも書き損じはがき募金は全体収入の約半分を占めています。今後、減少が見込まれる書き損じはがき募金に変わる収入の確保と、支援の在り方について議論する予定です。生協への期待について いずみ市民生協は今年50周年を迎えます。社会とくらしの変化により、創設期とは違う新たな課題が山積しています。こういう時代だからこそ「協同の力」「人と人とがつながる力」が見直されていると感じます。2025年は国連により「国際協同組合年」に制定されました。すべての人に、より公正で、より豊かな世界を築くための協同組合への期待の表れと捉え、生活協同組合としての役割を果たしていく決意です。113件の「議案へのご意見」が寄せられました。

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