詳しくはこちら認知症サポーターカードオレンジリング88歳の母親の異変に気づいたのは、久しぶりに帰省した時、お財布が小銭でいっぱいになっていたことです。お札ですべて払ってしまうようで、細かなお金の計算ができなくなっていました。先日は買い物に行ってショッピングカートのまま帰ってきたので、慌ててスーパーマーケットに謝りに行くと「昨日も来られていました。大丈夫ですよ」と優しくおっしゃっていただきました。認知症サポーターが広がると、このように地域で安心して生活ができる高齢者が増え、本人も家族も心強いです。組合員 Tさん問い合わせ先今月の特集5 一方、介護業界は人手不足が深刻化しています。介護予防、介護が必要になった際に必要な介護サービスが受けられるように、人材確保も重要課題です。そこで注目されているのが介護助手の存在。将来の両親の介護に備え勉強したいシニア世代、介護に興味のある学生、子育て中で短時間だけ勤務希望の方など、様々な人たちが活躍しています。 介護については自分ごととして捉えていく必要があります。介護する方、される方、どちらもいずれ自分自身におとずれるできごとです。色々と学び、それぞれに合った介護を選び向き合っていきましょう。特別養護老人ホームやデイサービスなどの施設で、介護職員が専門性の高い業務に専念できるようサポートをするお仕事です。具体的には、施設内の清掃やベッドメイキング、食事の準備や後片付け、話し相手、身の回りのサポートなど、身体の介護以外の周辺業務など。資格は必要なく、すぐ始められるのもこの仕事の魅力の1つです。介護助手の説明会や、介護助手の勤務を希望する施設(会社)と勤務希望者を結びつける合同就職説明会が開催されています(詳細は右記をご覧ください)。介護助手とは…認知症サポーターになるには?認知症サポーターになるには? 「認知症サポーター養成講座」約90分を受講。認知症サポーターカードやオレンジリングが配られます。 また、養成講座は地域や職域団体等で、住民講座、ミニ学習会として開催。受講をご希望の場合には、在住・在勤・在学の自治体事務局へお問い合わせください。介護助手を知っていますか?介護助手を知っていますか?介護現場の人手不足を解消介護現場の人手不足を解消まとめまとめ
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