とまとちゃん福祉基金を通じた活動支援とまとちゃん福祉基金を通じた活動支援4高石市複合コミュニティセンター学校終わりの子どもたちがこの日はとんかつ集まってきましたいずみ市民生協では、「とまとちゃん福祉基金」を2017年に設立し、行政や社会福祉協議会と連携し、『子どもの居場所づくり』の取り組みを支援しています。書き損じはがき募金や組合員サポーター登録、お取引先からの寄付金が、その原資となっています。とりわけ、組合員サポーター募金への登録者の広がりが、「とまとちゃん福祉基金」を支える今後の中心的な柱になります。子どもたちの豊かな未来のためにひと月100円から、ぜひ、組合員サポーターにご登録ください。子ども食堂を2017年から開始し、今年で丸7年を迎えるNPO法人キッズ・シルバープレイス(富ちゃん)食堂。月に1回の開催に、毎回100食程度を子どもと高齢者に提供しています。ふうふう子どもたちが成長することを願って活動をスタート コロナ禍には、子ども食堂に参加できない家庭にもお弁当を自宅まで配達するなど、毎月170食ほどのお弁当を提供してきました。そのほかにも寄付いただいた食材を無料でひとり親家庭や生活困窮家庭に届けるフードパントリー、子どもたちの宿題や勉強をサポートする学習支援活動を実施しています。 園山さんたちが活動を始めたきっかけは、ひとり親家庭・生活保護家庭の子どもたちにとって、「学校給食が一番の栄養源」だと聞いたことからでした。栄養のある食事を友だちと一緒に摂り、幅広い世代の方々とコミュニケーションを深めることで、必要な栄養を摂るだけでなく、より豊かな感情を育みながら、子どもたちが成長することを願って活動をスタートしました。 しかし、当初はフードバンクからの提供だけでは必要な食材が集まらず、活動を補填するため自分たちでお金を負担していました。「継続するために、とまとちゃん福祉基金はなくてはならない存在です」と、お二人は声を揃えます。ふう「この町に(富ちゃん)食堂があってよかった」 「子どもと接すると、元気をもらえるんです」と平野さんは微笑みます。 小学校の「自分の町を知ろう」という社会科の授業で、返ってきた小学生の言葉に励まされたと言います。「この町に(富ちゃん)食堂があってよかった」。子どもからもらったこの言葉が、スタッフみんなの元気のもとになっています。代 表 : 園山清華さん事務局長 : 平野すえこさんお話をうかがった方「とまとちゃん福祉基金」と組合員サポーター募金子どもたちの実態を知って子どもたちの実態を知ってNPO法人キッズ・シルバープレイス(富ちゃん)食堂活動地域高石市一番の栄養源が、学校給食一番の栄養源が、学校給食
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