5居場所ですごす子どもたち手紙とアクセサリーを披露「きみの森」は2018年、不登校の子どもたちの居場所として設立。現在は、毎週火・木曜の昼間に、泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」に近い大蓮公園内の施設を借りて活動しています。開始から6年目、小学生や中学生など32人が登録しています。法人サポーター募金1,400,000円組合員サポーター募金9,723,200円その他 138,959円合 計冬休み夏休み募金2,137,464円書き損じはがき募金(見込み)12,066,204円今月の特集子どもの心を育てる場が大切 きみの森は、学校の勉強をするのではなく、カードゲームや編み物、アクセサリー作り、パソコンでのイラスト作成など、それぞれの子どもたちの思いで実践・体験することを目的にしています。代表の川辺さんは、「勉強より子どもの心を育てる場が大切」と目を輝かせます。 一般教養などの知識を身につけることも大事ですが、それより自主性をサポートし、心を育てることを大切にしたいと考えて、設立以来活動を続けてきました。 川辺さんが活動を始めたきっかけは、2人のお子さんが不登校になったことでした。当時は、子育てへの負担を感じながら、まわりの方とそのしんどさを共有できず、社会的に孤立しそうになりましたが、貧困世帯を支援するボランティア活動をした経験から、「自分のように困っている親や子どもと一緒にやってみよう」と一歩ふみ出すことができたそうです。昨日届いたうれしい手紙 そんな川辺さんに昨日、手紙とプレゼントが届きました。それはここに通う小学4年生からでした。「きみの森は自宅から遠いけど、楽しいから頑張って来られる」というメッセージと、手作りの品物でした。 品物は、手作り体験のときに学んだアクセサリーでした。「子どもたちの成長を感じるのが、何よりうれしいんです」と、アクセサリーを手に声を詰まらせる川辺さん。ほかにも、通っていた子どもが高校生になり、ボランティアとして参加してくれるなど。はじめは辛そうな子どもが、だんだん成長し元気になる、そんな姿にやりがいを感じています。 とまとちゃん福祉基金は、居場所に集まる子どもたちの食材費や会場費とともに、ここで活動するボランティアの交通費などを支えています。代 表 : 川辺響子さん25,465,827円お話をうかがった方2023年募金実績組合員サポーター登録のご案内はこちらきみの森活動地域堺市南区不登校の子どもの居場所と不登校の子どもの居場所とやりがいやりがい
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