おいしいくらし No.27
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|日常生活がリハビリ!|」者さんも笑顔車椅子から食事用の椅子に移動します手をついてもらい、自分の足の力で動いてもらいます。職員はお尻を支えるだけ自分で机にコープの宅配の配送スタッフや店舗スタッフが、徘徊高齢者の方などに気付いたり、普段と違う異変に気付いた場合、市町村や社会福祉協議会の関連部署と連携することで、早期発見や安全確保に協力しています。福祉事業部月曜〜金曜 午前9時〜午後5時つながってキラキラ〜 浦田さんはサロンの日を大切にしています。顔を見て会話をすることで、生活や健康面でケアが必要な方の把握はもちろんのこと、地域にどんな方がくらしているのかを知る機会になります。「サロンにお越しいただいて、顔見知りになることができれば。何かあったとき、困ったときに私たちの顔を思い浮かべてほしいなぁと思います。地域でひとりぼっちを作らないことが目標。月に1度のサロンがそのきっかけになればうれしいですね」。 「笑顔の里 松原」では、それ以外にも地域の幼稚園児との交流会や、地元中学校の吹奏楽部による演奏会を開いたり、またボランティアさんによる手芸やハワイアン・フラの発表なども行われています。「いろいろな世代の方とふれ合うと、入居者さんはとてもいい顔になるんです。地域の方とつながることは、高齢のみなさんにとっても刺激的で元気の源。職員も含めてみんなパワーをもらっています」。コープでは、介護や高齢の方のサポートにかかわるお困りごとについて、ご相談を受け付けています。※コープの福祉サービスは組合員以外の方もご利用いただけます。もう一つ、生活リハビリの大きな特徴は、利用者さんの力を最大限に引き出すことにあります。自分でできることをしっかりとご自身でとりくんでいただくことが、生活の中でのリハビリとなり、結果、介助する側の負担の軽減にもつながります。 地域との交流や催しで元気をもらっている入居者のみなさん。施設では、くらしに「生活リハビリ」を取り入れて、元気な体づくりにも挑戦しています。 「生活リハビリ」は、起床・食事・入浴など、“日常生活がリハビリ”という考え方。例えば、利用者さんの体に合わせたイス(通常より低め)から、足に少し負担をかけて立ち上がる習慣を身に付けることで、食事やトイレなどご自身でできることを増やします。「生活リハビリ」を取り入れてみよう「ようすがおかしい」「いつもと違う・・・」地域・高齢者のSOSに応えます0120-626-223

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