おいしいくらし No.35
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①鮮度のよい食材を使う②酸味やうま味をきかせる③焼いた香ばしさや食感などで五感を刺激する④味を表面に集中させる「適塩ごはん」でずっと元気大口れんこん(だるま種)シシャャキキシシャャキキッッ産地から届いた旬の味生産者高橋さん冬場は、暑い時期と比べて食欲が増すうえ、みそやしょうゆなどを使った温かな汁物・鍋物が多くなり塩分摂取量が増えがちです。健康な日本人の成人が目標とすべき1日の塩分摂取量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満。塩分の過剰摂取は、むくみや高血圧症、合併症にもつながるため、毎日の食事の「適塩」を心がけましょう。適塩でおいしく塩分量を減らすと食事がおいしくなくなると思われがちですが、必ずしもそうではありません。など食材や調理法を工夫することで、塩分を控えた料理でもおいしくすることができます。新潟県中央部、中ノ島の大口地区。この地域の地下水は窒素分が多く米作りにはやや過栄養であることから、れんこん栽培が推奨され、今では県を代表するれんこんの産地になりました。れんこんの収穫は大仕事。腰まで水に浸かった状態で、傷つけないよう折らないよう、1本ずつ丁寧に取り出します。こうして収穫した大口れんこんは、肉厚でシャキシャキ。加熱しても変色しにくい白い肌が特長です。さっと茹でるだけでえぐみが消えクセのない味わいになるので、どんな味付けにもよく合います。スライスして和え物やサラダにしたり、角切りにして混ぜごはんやハンバーグのタネに入れたり、シャキシャキ食感をいろいろな料理でお楽しみください。YouTubeチャンネル「いずみチャンネル」では、秋の根菜おこんだて3品を料理家の先生による解説付きで紹介しています。いずみ市民生協では、 大口れんこんをはじめとするエシカルな商品を多数取り扱っています。詳しくは中面をご覧ください。料理研究家・管理栄養士 杉山文先生相愛大学人間発達学部発達栄養学科准教授/大阪府立大学大学院修士課程卒管理栄養士養成校で調理学、調理学実習を担当する。研究テーマは「減塩調理法」。ヘルシー・減塩・バランスのいい食事などをテーマに、講演や企業のレシピ開発、テレビ出演、雑誌の料理・コメント等を担当する。著書:「おいしい料理のサイエンス」化学同人大口れんこん(だるま種)コープの宅配でご利用いただけますコープの宅配 いずみ市民生協検 索             五五感感をを刺刺激激すするる大大地地ののめめぐぐみみ

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