食の安全学習パンフ2021年
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1996年アメリカで本格的な商業栽培開始、日本で遺伝子組換え大豆が認可、日本での輸入開始いずみ市民生協で遺伝子組換え食品検査開始(日本初)    生協や消費者団体の表示を求める運動1997年2001年2009年2023年表示制度スタート表示の管轄が消費者庁に移管新表示制度施行任意表示は2023年から新しい制度になります。任意表示の対象は、大豆とトウモロコシです。表示方法が2023年4月1日から変更になります。現行制度新制度コーンフレークも表示対象としています。23「大豆(遺伝子組換えではない)」等の表示が可能「大豆(分別生産流通管理済み)」「原材料に使用している大豆は、遺伝子組換えの混入を防ぐため分別生産流通管理を行っています」等「大豆(遺伝子組換えではない)」「大豆(非遺伝子組換え)」等の表示が可能(1)輸入が始まった当初は、表示制度はありませんでした。  1990年代後半から「表示を求める声」が高まり、表示が法律で定められました。(2)遺伝子組換え食品の表示は、健康被害防止が目的ではなく、消費者の選択を保障することが目的です。  遺伝子組換え食品は、安全が確認されたものだけが流通を認められています。(1)遺伝子組換え表示制度には、義務表示と任意表示があります。(2)義務表示の対象は限られています。(3)義務表示の表示方法(4)任意表示の表示方法(5)コープ商品は、国の表示対象になっていない植物油脂(大豆油・なたね油など)としょうゆ、①しょうゆや植物油、液糖などは、技術的に組換えDNA等が検出できないため、表示義務はありません。②表示義務の対象となるのは主な原材料(原材料の重量に占める割合の高い原材料の上位3位までのもので、 かつ、原材料及び添加物の重量に占める割合が5%以上であるもの)だけです。分別生産管理*された遺伝子組換え農産物分別生産管理をせず、遺伝子組換えと非組換えを区別していない農産物「大豆(遺伝子組換え不分別)」等分別生産管理をしたが、遺伝子組換え農産物が5%を超えていた場合* 分別生産流通管理(IPハンドリング)とは、遺伝子組換え農産物と非遺伝子組換え農産物を生産、流通及び 加工の各段階で分別管理し、それが書類により証明されていることをいいます。分別生産管理をして、遺伝子組換え農産物の混入を5%以下に抑えている大豆とトウモロコシ分別生産管理をして、遺伝子組換え農産物の混入を5%以下に抑えている大豆とトウモロコシ分別生産管理をして、遺伝子組換え農産物の混入がないと認められている大豆とトウモロコシ表示例「大豆(遺伝子組換え)」等表示例表示例2.遺伝子組換え表示制度遺伝子組換え食品の表示1.遺伝子組換え食品には表示制度があります。

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