食の安全学習パンフ2021年
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放射能の単位人体への影響の単位放射性物質が、放射線を出す能力を表わす単位放射線の人体への影響の大きさを表わす単位大気0.48原子力安全研究協会 2011年外部被ばく1000~2000ミリシーベルト喫煙飲酒(毎日3合以上)やせ過ぎ肥満200~500ミリシーベルト運動不足塩分のとり過ぎ100~200ミリシーベルト野菜不足以下数値は放射線量がんになるリスク1.80倍1.60倍1.29倍1.22倍1.19倍1.15~1.19倍1.11~1.15倍1.08倍1.06倍ベクレル(Bq)シーベルト(Sv) 放射性物質の影響は、体内に取り込んだ放射能(ベクレル)に、放射性物質ごとに定められた換算係数をかけることによって求めることができます。 日本人1人平均は年間2.1ミリシーベルト、世界平均は2.4ミリシーベルトと推計されています。の1.08倍に増加します。宇宙0.30大地0.33食品0.99※対象:40~69歳の日本人出展:(独)国立がん研究センター調べ自然放射線による年間線量2.1ミリシーベルト内部被ばく24(1)100ミリシーベルトを被ばくした時のがんの発症率は通常(2)100ミリシーベルト以下だと、その影響ははっきりせず、喫煙や過度の飲酒、高塩分食生活より影響が小さくなります。(3)多くの科学者は10~20ミリシーベルト程度を下回る場合は、がんリスクを気にしても実際的な意味がないと考えています。1.放射線とは、放射性物質から出てくる微粒子や電磁波のことです。 放射線を出す能力を「放射能」、放射線を出す物を「放射性物質」といいます。2.ベクレルとシーベルトとは3.私たちは、原子力発電所事故とは関係なく、もともと自然界から、放射線を受けています。4.がんになるリスクの比較放射線と食品リスク放射性物質

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