食の安全学習パンフ2021年
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   いずみ市民生協創立年7※表内の「いずみ」はいずみ市民生協の略(いずみ)生協の動き食の安全にかかわる出来事法改正等森永ヒ素ミルク事件<高度経済成長>食品添加物の増加カネミ油症事件「複合汚染」出版O-157集団食中毒遺伝子組換え作物輸入開始「雪印」食中毒事件日本でBSE発生雪印食品の牛肉偽装全農チキンフーズ産地偽装米国産牛肉輸入禁止ミートホープ牛肉偽装中国冷凍餃子中毒事件東日本大震災アクリフーズ毒物混入事件期限切れ鶏肉使用事件異物混入報道廃棄食品横流し事件米国産牛のBSE検査廃止ゲノム編集食品の届出制度スタート1960197019741975198019851995199619972000200120022003200420052006200720082009201020112013201420152016201820192020食品衛生法改正(1957)食品添加物指定削除相次ぐ 赤色1、101号使用禁止  チクロ使用禁止    AF2(防腐剤)使用禁止食品添加物規制緩和の動き食品添加物全面表示天然添加物表示の告示食品衛生法改正遺伝子組換え食品表示義務化食品安全基本法制定食品衛生法改定JAS法改定消費者基本法制定食育基本法制定農薬のポジティブリスト制度導入消費者庁設立食品表示法公布健康増進法改正食品表示法が施行食品衛生法の改正主要農作物種子法廃止新食品表示制度完全移行コープ商品開発スタート添加物排除コープ商品の開発 「食品添加物規制緩和」反対運動 「自主基準(共同購入の取扱基準)」運用開始いずみ「自主基準」大幅改定補強いずみで遺伝子組換え食品検査開始(日本初)食品衛生法改正を求めるとりくみ大阪府食の安全安心条例制定のとりくみいずみ「食品安全プログラム」運用開始いずみ商品検査センター移転・機能拡充ハサップへの対応開始ゲノム編集食品の取扱についての考え方確認(1)いずみ市民生協が誕生した1970年代前後(2)国やメーカーからの安全性に関する情報開示が不十分な中、生協は自己防衛として、(3)いずみ市民生協は、コープ商品の普及にとりくむだけにとどまらず、全国の生協と力を合わせ、食品添加物の規制や食品衛生法の改正を求める運動をすすめるとともに、消費者の立場に立った「食品安全行政」の実現を国に求めてきました。(4)現在、認可されている食品添加物で健康被害の事例や健康被害が懸念されるような情報はありません。最後に指定添加物が安全性を理由に指定を取り消されたのは、1974年、豆腐の防腐剤で、40年以上前のことになります。①高度経済成長とともに、食品の大量生産が始まり、多くの食品添加物が使われるようになりました。 そんな中、安全性の問題で、使用禁止になる添加物が相次ぎました。②食品添加物の安全性を評価・管理する国(厚生労働省)の情報開示が不十分でした。①国よりも厳しい独自の基準(「疑わしくは使わない」「できるだけ使う量を減らす」)を設けざるを得ませんでした。②その基準に基づいたコープ商品を開発し、普及しました。コープ商品は、一般商品やスーパーなどのプライベート商品・品揃えにも大きな影響を与えました。1.食の安全をめぐる年表食品安全行政

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