「除草剤で枯れない」や「害虫に強い」といった品種が主流でしたが、「栄養価が高い」とか「花粉症を和らげる」といった消費者が直接メリットを感じられるものの開発もすすんでいます。また、東日本大震災後は、塩害に強い品種の開発の動きなどもあります。 日本では、食用目的の商業栽培は行われていません。(青いバラだけがハウス栽培されています)25000200001500010000500001,800万トン1,600万トン1,400万トン1,200万トン1,000万トン800万トン600万トン400万トン200万トン0万トンその他なたねわたとうもろこし大豆199620002005品 種大豆じゃがいもなたねとうもろこしわたてんさい(砂糖大根)アルファルファパパイヤカラシナ1,448万トン21201020152016国際アグリバイオ事業団(ISAAA)発表91%94%除草剤耐性特定の成分(オレイン酸など)を多く含む害虫に強いウイルス病に強い特定の除草剤で枯れない害虫に強い、特定の除草剤で枯れない乾燥に強い害虫に強い除草剤耐性除草剤耐性除草剤耐性ウイルス病に強い291223209483511除草剤耐性稔性回復性318万トン大豆201720182019性 質非組換え遺伝子組換え215万トンなたねとうもろこし財務省貿易統計と国際アグリバイオ事業団年次報告からの2019年推計出展:バイテク情報普及会単位:万ヘクタール1億9040万ヘクタール91%2,5706,0909,190厚生労働省医薬食品局食品安全部 2022年10月27日現在 日本で安全性が確認され、販売・流通が認められているのは、食品9作物(331品種)、添加物75品目です。栽培面積 1996年に大豆やとうもろこしなどの穀物の商業栽培が始まりました。輸入量(2019年推定) 国別の輸入量と国別の遺伝子組換え品種比率からの推定では、輸入されているとうもろこしの約91%、大豆の約94%が遺伝子組換え品種ということになります。 輸入された遺伝子組換え作物の大半は、コーン油やダイズ油などの食用油、しょうゆ、コーンスターチ(でんぷん)に加工されたり、家畜の飼料になっています。* 食用油やしょうゆは、製造過程でタンパク質が分解され、遺伝子組換え作物を使ったかどうか判別がつかないので、表示義務がありません。組換え食品1.世界の遺伝子組換え作物の 2.日本の遺伝子組換え作物の年間3.日本で認可されている遺伝子遺伝子組換え作物・食品の実態
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