2厚生労働省2017年16,46432018年17,2823 肥満は多くの病気の要因になります。腰痛などの関節障害や痛風、睡眠時無呼吸症候群、多くのがんのリスクを高めることも指摘されています。 飲み過ぎは、臓器に悪影響を与えます。アルコール依存症の約8割の人に何らかの臓器障害が認められ、その中で肝臓障害が最も多く見られます。また、交通事故などの事故にあうリスクも高まります。 自然毒のほか、腸管出血性大腸菌やノロウイルス、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌などさまざまあります。 食品添加物や残留農薬など、食品に意図的に使用されている化学物質は、量も含めて厳しく管理されていて、「ほとんどリスクゼロ」と考えられています。 下の図は、日本人のがんの中で、原因が生活習慣や感染であると思われる割合をまとめたものです。男性のがんの53.3%、女性のがんの27.8%は、ここにあげた生活習慣や感染が原因でがんとなったと考えられています。生協が食品を提供する上で、もっともリスクが大きいのは食中毒です。食中毒の発生状況2021年の死者2人の内訳サルモネラ菌 1人イヌサフラン(ギョウジャニンニクと間違え) 1人2500020000150001000050002016年20,25214患者数死者16,46420,25217,28213,018患者数死者14,61311,08016141210864202019年13,01842020年14,61332021年11,080喫煙感染飲酒塩分摂取運動不足過体重・肥満野菜不足果物不足ホルモン剤使用2016年2017年1.6%1.0%1.6%1.0%0.3%0.3%0.1%0.1%0.4%4.9%8.3%3.5%3.0%1005022018年2019年152025国立がん研究センター2020年2021年18.1%14.7%男性女性(%)(%)23.8%コープ・ラボ(商品検査センター)の検査の8割以上は、食中毒を未然に防止するための微生物検査です(2)日本におけるがんの要因(3)食中毒②食べ過ぎによる肥満③過度の飲酒④食中毒※食品添加物や残留農薬は、リスクが小さすぎてランク外です。
元のページ ../index.html#4