これまで食べたことのない新たなたんぱく質を体が異物として判断して、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。アレルギー誘発に関して、少しでも疑問が残れば、その組換え作物は実用化されません。トマトマダイトラフグトウモロコシトマトヒラメシシリアンルージュ ハイギャバ22世紀鯛22世紀ふぐ22世紀ひらめ食品安全の評価ポイント遺伝子組換え食品の評価の必要条件は「食経験のある既存の食品と比較可能であること」です。機能性関与成分「GABA」を従来品種の4~5倍に高めたトマト従来のエサの量で肉厚に食欲旺盛になり、成長が早い「もちもち」とした食感を高めたトウモロコシ機能性関与成分「GABA」を従来品種の4~5倍に高めたトマト食欲旺盛になり、成長が早い222024年2月現在(1)組み込む遺伝子は安全か。(2)組み込まれた遺伝子により作られるたんぱく質に有害性がないか。(3)アレルギーを起こさないか。(4)組み込まれた遺伝子が間接的に作用し、有害物質などを作る可能性はないか。(5)食品中の栄養素などが大きく変わらないか。(1)たんぱく質やDNAは、口に入ってから消化酵素によって分解され、小腸で吸収されます。(2)家畜の飼料も同じで、家畜の体内にそのまま吸収されることはありません。(1)世界保健機構(WHO)の見解「国際市場で現在市販されている遺伝子組換え食品は、人の健康にかかわるリスクがあるとは思われない。遺伝子組換え食品が承認されている国々では、人の健康に及ぼす影響は確認されていない」(2)「害がないことを明らかにした査読付き科学研究」は650件に及んでいます。(2015年現在)(3)2005年ロシアでの「遺伝子組換え大豆でネズミの子どもの死亡率が上昇」とか、2012年フランスでの「遺伝子組換えトウモロコシでネズミのガンの発症率が上昇」という報告は、すでに公的機関によって否定されています。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/bio/genomed/index_00012.html食品商品名等特徴4.厚生労働省が受理したゲノム編集食品います。2.アレルギー誘発の可能性も厳しくチェックされます。3.遺伝子組換えで新たにできたたんぱく質やDNAは人に対して、アレルギー以外の悪影響を 及ぼすことはないと考えられています。4.遺伝子組換え食品による健康被害や子孫への影響の報告例はありません。 遺伝子組換え食品の安全性1.食品安全委員会などで食品としての安全性が確認されたものしか流通できないようになって
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