布を切ったり、あずきを分けたり、まるで内職しているみたいな感じ。 そういえば、子どものころ、内職を手伝っていたという人も。内職のよ うなどちらかというと単純作業、地道なことって、好き、いや嫌いと人 によって違います。当日のピローづくりも、ぱぱっと進める人、じっくり 取り組む人といろいろで、性格が出るよね~とお互い、納得したり、 意外さにびっくりしたり。そうなんです、いろんな人がいるからいい。 だからいいものができる。健康づくりチームの活動、また連帯感が強 化され、パワーアップしましたよ。 ◆ 何を待ってんねん Yさんと私の間でアドバイザーのY先生のことが話題になりました。温厚で◆ 来るたびに変化しているって素晴らしい ◆ ごめんなさいよりありがとう~図書委員の本の交流で 現代の挨拶事情について話がおよびました。お客さんの立場でも「ありが すきいまの打合せや集まり、なかなか時間どおりに始まりません。な ぜなら~そこらここらですでにおしゃべりの花が咲いているから。おし ゃべりやめて始めましょうという声かけをためらうほど楽しそう。打合 せもすぐに脱線してしまいます。効率重視の組織だったら絶対「NG な会議」でしょうね。でも先日新聞記事に、「会議とはものごとを決め る場ではない。会議は異なる声や視点を提示し共有しあう場だか◆ また来ていただくための言葉がけは大事です ◆ 性格出ますよね~健康づくりチームで ◆ なかなか始まらないすきいまの集まり? ◆ みんなの持ち味活かします すきいまは、Mさんと私も受講生である府民カレッジの教室に使われ ています。先日ディレクターさんから、「すきいまは、来るたびになん か変化してますよね~(受講生の)皆さんが、その変化が楽しみ!と 言うたはります。」とのうれしいお言葉が。季節や行事に合わせたし つらえもですが、日常もです。気が付いたら、てきぱきお片付けしてく れるTさん。グリーンのお世話してくれるSさん。すきいまの玄関?を おしゃれに演出してくれるNさんやCさん。そのほか、いろんな人の さりげない心遣いが期待を裏切らない素敵な変化を作っています。 そんな変化は、どんどんインスタで紹介していきます。皆さんも発信 にご協力くださいね。 ら。」とありました。そうそう、私たちのおしゃべりも無駄ではないかも。一直線で物事を決められない、そんなもどかしい時間のなかに、見落としがちな大事なものが隠れていたり、素晴らしい思いつきも生まれるもの。まあ、そんな小難しいこと言わなくても、おしゃべりは脳を活性化させ、笑いは免疫力をアップさせるから、それで十分かな。 事務作業や情報発信などなんでもかんでもついついAさんに頼りすぎ!これからは、私が自分事としてやっていきましょう。一例ですが、かわいいイラストが描けるYさんにはカレンダーづくりを、字がきれいなKさんには「すきいま文庫」のしおりづくりを手掛けてもらいました。Nさんには写真、インスタ担当などをお願いしていますが、これからはもっといろんな人にかかわってもらいたい。せっかく多様なメンバーが集まっているんです。私たちひとりひとりができることを出し合いましょう。完成度の高さばかりを求めなくていい。みんながかかわることを大切にしたいと思います。 ティール組織論を勉強しました(byUさん) Mr.Oさんが学んでいらっしゃるティール組織論。次世代型の組織モデルと編みぐるみがお上手なMさん。そのお母様は若いころから思い立ったら即行動とどこでも一人でどんどん出かけていくエネルギッシュな方。生涯学習推進活動を率先してやってこられたお話を聞かせていただくなか、すきいまで、何かできることがあればといううれしいお申し出もいただきました。すきいまの入りづらさの課題について「来られた方といっしょに作っていく居場所なら、スタッフと呼ぶのがいいのかどうか」との指摘も。また、一度来られた方に次また来ていただくには、心を込めた言葉がけや見送りが大事と言われました。こころの通い合いができるかどうかということでしょうか。 声を荒げることなんてなさそうな先生だけど、指示待ち、誰かの行動待ちの自主性に乏しい学生には厳しく言われるとか。「でもね、私も誰かにやってと言われたらやるけど、自分からはなかなかできないな。」とYさん。あ~私もです。私たちにはぐいぐい引っ張ってくれるリーダーが必要なんです。ただリーダーみたいな人ばかりでもだめで、従って動いてくれる人がいてこそ形になっていく~なんていうのは言い訳? とう」と言うよ、スポーツや部活やってると反射的に挨拶できるようになるよ、挨拶ができることって絶対人生に必要など話が盛り上がりました。そんななかで、「すみません」「ごめんなさい」を感謝の意を伝えるのはやめようよという提案がありました。「ありがとう」のほうが、言うほうも言われるほうも「いい気持ち」になるんじゃないのかなあと。たしかに「ありがとう」を言われて嫌いな気持ちになる人はいませんね。すきいまに「ありがとう」の言葉があふれますように。 して注目されている「ティール組織」は、とても画期的。すきいまの運営に活かせたら素晴らしいだろうなと思います。本を借りて勉強してみましたので、少し紹介させてくださいね。 ティール組織では、組織を、魂と目的のあるひとつの生命体ととらえる。 その組織は、関わる全員のものとし、各々がその組織の存在目的に耳を傾けて意思決定を行う。各々がその存在目的の達成に向けて努力すれば利益はついてくるはず。自分自身が常に正しいはずという思い込みをやめ、他の人々の現実や考え方に耳を傾け、それらを尊重せよ。 誰がどんな決定を下してもよいが、その決定の前に、関係者や専門家の助言を求め、決定は本人が行う。 人は誰もが本質的に善良で、等しく価値ある存在である。誰もが自分らしさを持ったままでいられるよう、それぞれの能力や個性を最大限に引き出す環境を大事にする。 組織の話とは少し離れますが、私のこころに残った一節があります。 ―自分は人として他人や周囲から解決してもらうことを待っている「問題」ではなく本質が明らかになることを待っている「可能性」である。― なんか前向きになる言葉ではありませんか? アイピロー作りの企画準備したとき 参考文献:『ティール組織』 出版社:英治出版/著者:フレデリック・ラルー 訳者:鈴木立哉/解説:嘉村賢州 すきいまの日常あれこれ 素敵なつぶやき ~メンバーや立ち寄られたかたから すきいまのふむふむ。
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