すきいまのことが大好きと言ってくださっている方の言葉です。会社で 働こうとして、うまくいかなかった、そのあと、スマイル工房で働くことに なったとき、「自分を否定されないところがあるんだ」ととてもうれしかっ たそうです。すきいまもそうでありたい。スマイル工房のみなさんとのお しゃべりから人として大切なことを学ばせてもらっています。 毎日を記録・共有をはじめました。 ◆ ここは否定されない場所だから、何度聞いても許されるところだから◆ おしゃべりから生まれました!~いま、やる! スタッフ同士の日常の雑談から、「こんなことしたらいいんじゃない?」 ◆ プロフィールに書けるようなこと、私にはないよ~ ◆ 日常運営の可視化~チェックシートで「やること」を確認、日誌で ◆ プラレール®は不動の人気~すきいまの新たな広告塔かも ◆ 日常のつながりから生まれる ◆ 「らしさ」ってやっぱり必要だと思う ◆ 気配りができる人が教養のある人となる~新谷さんから Tさんのお知り合いの方が書かれた自己紹介が話題に。読み物として も面白く、会ってみたいと思わせる。それを見ていたKさんが、私には書 けるようなことないなあとぽつり。いやいや、そんなことはない。誰でも あります。自分のことって意外とわからない。誰かが気づいてあげれば いい。言ってあげればいい。あなたのあたりまえは、人のあたりまえと は限らない。そこをお互い尊重し、違いを面白がれば楽しい。 自分たちですきいまをオープンし、クローズするということで、細かな手順を記したチェックシートを作成しました。慣れてない人でもこのシートを見れば「やるべきこと」がわかります。ここでもスタッフの性格が出るのが面白い。ちゃんと読んでやる人、何度も確認する人、読まずにどんどん動く人。複数人でやって、抜け防止!日誌には、来たスタッフ、その日のすきいまの様子、みんなに伝えたいことなどを記して、クローズの段階で、グループLINEで共有しています。書くのは苦手としり込みされる方も多いのですが、別に文才は必要ありませんし、メモ程度でOK。ずっとつけ続けていけば、すきいまのリアルな歴史になると思います。 先月から常設しているプラレール®の線路に惹かれてすきいまに入って来る親子が増えています。男の子も女の子も夢中になって遊んでいます。いただきもののプラレール®の車両、線路、小物は修理の必要なものもあるけど、メンテすれば十分現役。ご寄付いただくことも結構あって、うれしい限り。一度、みんなでプラレール®ワールドを作って遊びたい。 プラレール®も本も良かったらどうぞと持ってきてくださる方が増えています。特別宣伝したわけじゃないのに。ニット仲間のママさんからは、子ども企画の提案も。川柳でおなじみのKさん(実はビートルズのファン)、レコード鑑賞会企画に乗り気になっています。「やってください」ではなく「一緒にやりましょう」へ。それは、普段の関わりがあってこそ。大切にしたい、地道だけど、お互いを知ること、そして、みなさんのお声を拾うこと。 養老孟司先生が言うたはったで~とSさん。気配り=教養?つまり、人に関心を寄せ、その人をよく見て、どんな人かを知ろうとする。そして想像力を働かせて、その人のためになることをしてあげる、つまり気配りができる人こそ、真の教養のある人。「知識ではなく、人のこころがわかる心が教養」である。なるほど、それなら、物知りにならなくても(学歴も関係なし)、年をとっても(年を重ねるなかで経験したことはプラス)誰でも「気づくこころ」さえ持てば、教養ある人になれるんですね。 「~らしさ」を否定的に解釈するいまに異議ありとTさん。たしかに、「~らしくあるべき」と言われてしんどいことも多々あるのは事実。だから例えば「女らしく」「男らしく」で縛らないようにという風潮。でもそれは一方で生物学的に持っているもの(良さも)までも否定していない?それが自分たちを追い詰め、生きづらくしてないかと問題提起。「子どもらしく」もそうです。言うことをよく聞く、ルールを守る良い子を大人は求めている。早くそうなってほしいと思いがち。でもそんな「ミニ大人」を作るって本当にいいこと?それは大人の都合では。「子ども」を十分やらないとちゃんとした大人にならないのでは。これは絶対忘れてはいけない「~らしさ」では。 が生まれることがあります。今までは単に、面白そう!でもやるとなるといろいろ考えることたくさんとなり、結局「話題」で終わりということも多い。でもそれはもったいないじゃないですか!お金もかからず、うまくいかなくても大きな影響はないというものなら、すぐ形にしてみましょう。その第一弾が、次の2つの企画でした。 「SDGsなピンポン~イレギュラーを楽しもう」 広いスペースでからだを動かしたというつぶやきから、卓球なら年齢問わず楽しめる、台は机でいいしと話が発展。ラケットは?ネットはどうする?となりましたが、買わないを前提に、あるもので、もしくは手作りのほうがすきいまらしいと、ネットはSさん作、ラケットは、うちわ、お盆などの検討を経て、すきいまにあった木材を半分に切った「単なる木の板」が選ばれました。題して「すきいまのSDGsなピンポン~イレギュラーを楽しもう」。ちょっとやってみたところ、卓球経験者のKさんは上手すぎる!すぐに疲れてしまうラケットのせいで長時間できないのも、すぐへとへとになるシニア向けだし、卓球経験者が有利とは限らないところがいい。そんなとき、遊びに来た小学生たちが卓球に飛びついた!作ったかいありと私たちが喜んだのはつかの間。彼らは自分たちの家からネット、ラケットを持参し、私たちの「SDGsなピンポン」はいずこへ。Sさんには言うたらあかんわと苦笑い。 「みんなのかさ」 突然の雨に備えて、要らなくなったかさを持ち寄って「善意のかさ」をやろうということに。傘立てはひとまずすきいまの机。名前はみんなで頭をひねり、「みんなのかさ」に決定。かさにラベルを貼る、案内のポップをつける~それもそのとき居合わせたみんなで。みなさん戸惑いながらもサクサクやってくれました。さすが、すきいまのスタッフ。仕事が早い! 素敵なつぶやき ~メンバーや立ち寄られたかたから すきいまの日常あれこれ すきいまのふむふむ。
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